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活動報告 2021年6月

ベニヤ板の三角オブジェ

 造形 個人制作 2021年6月3週目
 
四角から三角、平面から立体へと形を変化させ、色々な要素を加えて統一しました。素材を感じそれぞれの方法で自分のイメージを形にしていきました。
 
四角形を対角線上に2等分にすると、三角形ができます。長方形のベニヤ板を斜めに三角を切り出し、正三角形に組み合わせて、三角を感じるオブジェを作りました。

制作活動は、作ること・完成させることだけが目的ではありません。自分の答えやイメージした通りにならないこと、答えがなかなか出ない状態を楽しめるようなお子さまになって欲しいと思います。大人の意図に沿ったものを作るだけの経験では、創造することを好きになったり楽しんだりはできません。

作るということに赴きをおかないよう、素材を提供し活動を展開しました。平面から立体へ、いろいろな要素を加えることで、変化していく様子を楽しみながら制作できたようでした。子どもたちは出てくる素材、工程ひとつひとつとの出会い、それぞれの感性で創意工夫を重ねながら、統一されたオブジェができました。
    

 

四角形のモザイクアート

 親子クラス 造形 個人制作幼児小学生クラス 造形 個人制作 集団制作 2021年6月2週目
 
正方形を組み合わせて描きました。それぞれ彩色した秩序あるシンプルな四角が組み合わさると、複雑な模様ができることを感じられるよう活動しました。
 
正方形は組み合わせることで、複雑でいろいろな模様が描けます。前回の活動で積み木を彩った四角形のモザイクを、ダンボール板を使い制作しながら体感しました。

親子クラスは、動きのある球の遊びをとりいれたり、四角形に組み合わせて描いたりと、子どもたちの興味関心に合わせた遊びを通して触れ合うことで体感しました。

幼児と小学生クラスは、1人ひとりが描いた正方形を組み合わせて1つの大きな作品を作りました。単純な四角形の組み合わせから、幾何学模様のダイナミックな作品ができました。それぞれの色をみんなで組みあわせることで、1人だとできない色彩、模様に出会うことができました。一人の表現を追求したく、合わせることに抵抗のあった子も、最後はそれぞれの作品をして構成できることで、気持ちよくみんなが描く違う世界感を体感することができたようでした。


 

オブジェを飾る積み木の世界

 造形 集団制作 2021年6月1週目
 
沢山の積み木を使って制作しました。個々の遊びや制作が空間で自然と調和することで、自然とつながりあう心地よさを体感できるよう活動しました。
 
前回は円柱と四角柱の色々な大きさの木っ端を使って制作しましたが、今回は四角柱をメインに、大きさに秩序のある積み木を使っての立体造形を楽しみました。

更に積み木の中に前回制作した木っ端のオブジェを組み合わせ、作品から広がったイメージの世界を大事にしつつ、各年齢に合った進め方での積木遊びを楽しみました。

親子クラスは各々が興味を持ったやり方で、色々な感覚をフル活用しながら全身で積み木と向かい合い、最後にはビーズを使って身体を動かす遊びも取り入れました。
幼児・小学生クラスは、自分が作った木っ端のオブジェの作品からそれぞれイメージが膨らみ、作品となってつながり、各クラス個性的な積み木の世界が出来上がっていました。みんなの作品が部屋全体に広がり、調和の取れた1つの大きな作品となった風景は、1人では得られない大きな達成感を味わえるものとなりました。 


 
 

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