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活動報告 2023年10月
食材のコラージュ
全クラス 料理 個人制作 2023年10月3週目
先週までの経験した制作の素材を食材に置き換え、調和のとれた味を描きました。材料や作る工程や変化を一つ一つじっくりと楽しみながら作りました。
料理の活動は、自分で作ったものを味わう経験ができる活動です。「今日はお皿を作って、この間みたいにいろいろのせて、お皿ごと食べちゃう料理です。」そんな投げかけに子どもたちは、食べられるお皿って何かな、ホントに食べられるのかなと、想像を膨らませながら、混ぜたりこねたり粘土遊びの感覚で生地つくりを始めました。
生地を寝かしている間は、ピザのトッピングをカットしました。包丁は危ないと怖いと感じる道具だからこそ、どの子も自分で気をつけ工夫しながら切っていました。
その間に、生地はびっくりするほど、大きくふわふわになりました。生地を好きな形に伸ばし、ソースに切ったトッピング、チーズをのせて焼いたらピザパーティーの始まりです。自分で作ったからでしょうか「いつもは食べられないけど、今日は美味しい!」。そんな嬉しい声も聞けました。
2023年10月23日 10:00
落ち葉のコラージュ/コラージュ画
親子幼児クラス 造形 集団・個人制作/小学生クラス 造形 個人製作 2023年10月2週目
幼児親子クラスは、秋をテーマに、画用紙で作った落ち葉とスパッタリングという技法で色を重ねたり、トランスパレントペーパーを貼ったりしながら、紅葉を描きました。
1枚の大きな障子紙に、薄めた絵の具をつけた網をブラシでこする技法で、絵の具の細かいしぶきの模様をつけていきました。子どもたちは何度も色を替えながら、いつもとは違う色の着き方を興味深く観察していました。途中で最初に遊んでできた画用紙の葉をのせました。色を重ねてはっぱを取り除くと、型抜きの模様がつきました。幼児は、みんなで分けた障子紙の上にトランスパレントの葉っぱを貼ると、それぞれ個性的な、秋らしい1枚が出来上がりました。並べて飾るとまるでアトリエの中に紅葉が訪れたようでした。
小学生クラスは、先週、みんなで描いたダンボールの板を使って制作しました。1度完成した模様から創造し、新たなものを作り出すことを経験できるよう活動しました。
2週目は1週目の段ボールを等分したものから1枚選んでそこに様々なパーツを貼ったり色を塗ったりしてコラージュ作品を作りました。選べるパーツはスポンジの欠片、布の切れ端、さまざまな種類や長さの紐、不定形な紙きれや段ボールなどです。ひとつずつ紹介すると、どこかで見たことのある材料にだんだんと「あーあれだ。こうして使ったね。」とみんなが制作した時に経験した素材だと気が付いてくれました。
そんな親しみ深い素材の欠片の中から自分の気に入ったものを嬉しそうに集めていました。選んだ素材を段ボール板にボンドで貼っていきました。制作していく中で徐々にイメージが膨らんでいき、どんどん変わっていく作品たちを見せてくれ、その想像力や表現に見ていて心がわくわくしました。
2023年10月16日 10:00
デコボコ洞窟/ダンボール版画
親子幼児クラス 版画 集団制作/小学生クラス 版画 集団制作 2023年10月1週目
親子幼児クラスは、発砲スチロール素材の性質を活かし、遊びながらみんなで描きました。工程を楽しみながら、予測できない模様ができる面白さを体感しました。
板の上に薄い木端を並べ、その上にスチロールのお布団をかけます。上にみんなで乗り、足踏みやジャンプをして遊ぶと、お布団に木端の跡がつきました。そこにローラーでインクを塗り、障子紙に転写すると、色々な形が集まる大きな版画の出来上がりです。スチロールを最後に組み立て、屋根に障子紙を乗せると、黒と黄色がまるで夜空のような、不思議な洞窟が出来上がりました。制作素材から新たに作品ができ遊べるとは思っていなかったようで、子どもたちは嬉しそうに遊びながらその不思議な世界を体感していました。
小学生クラスは、それぞれの感性で自由に遊びながら、ひとつの面をみんなで描きました。
日常見たことのある道具を使って描く、意外性を楽しめるよう活動しました。
机に貼られた大きな段ボールが1枚。そこにフォークやピザカッターやトンカチやバールなどの道具をつかい、遊びながら描きました。叩いたり引っ掻いたり穴を開けたり、時にはリズムを合わせてドンドンバンバン、最初は恐る恐るやり始めた子も慣れてくるとただただ無心で感触や音を楽しんでいるようでした。
そうして沢山ユニークな跡がついた板に、みんなで色を決めた版画をしました。写し出された不思議な模様を見て、さらに削ったり、貼ったり版画をしたりとそれぞれいろんなやり方で活動をやり込みました。
2023年10月 9日 10:00
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