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活動報告 2023年12月

三角サブレ―

 全クラス 料理 積み木 個人集団制作 2023年12月3週目
 
先週と同じ形の三角形を、食材を使って描きました。形を模ることで、形状を感じます。みんなで描いた作品を囲んで、和やかな時間を過ごしました。
 
毎年12月最後の活動は、少しずつ趣向を変えながらこの季節ならではの雰囲気を楽しむ活動を行っています。以前からいるお子さんたちは、今年は何かな?と楽しみにしてくれているようです。今日は食べられる三角のお菓子を作ることを話すと、食べられる三角と聞いて、何だろうと嬉しそうな笑顔でお菓子作りが始まりました。
感触や素材の変化を感じながら作った生地を、型を使い粘土遊びの感覚で三角を模りました。クッキーを焼いている間は積木遊びです。親子は自由に、幼児小学生クラスは三角形をテーマに、四角積み木から壁面に大きなツリーや教会など、自分のイメージを組み立てていきました。短時間での制作でしたが、子どもたちの手にかかるとあっという間にアトリエが素敵な空間に変身しました。みんなの作品からなるアトリエならではのクリスマスのような雰囲気を楽しんでいただけたのではと思います。


 


イラストボードの三角飾り

 全クラス 造形 個人制作 2023年12月2週目
 
三角形からイメージしたものに好きなパーツをつけて描きました。水彩絵の具を使って彩色し、色の混ざり具合を、色水遊びをする感覚で経験しました。
 
イラストボードという分厚い紙を糸鋸で切ったり絵の具で塗ったりしてそれぞれオブジェを作りました。普段あまり経験できない、電動糸鋸を使って紙を切る工程は、新鮮だったようです。ドキドキしながら、真剣なまなざしで取り組んでいました。
自由にカットした形をもう一枚の三角のイラストボードにボンドで貼って、色も塗りました。活動ではなじみのない、水彩絵の具での彩色もまた新鮮だったようです。いつもの絵の具とは違う絵の具の雰囲気や、色の変化を楽しんでいるようでした。
12月という季節とのつながり、クリスマスツリーを作る子、動物や山など、具体的な形から抽象的な形、また全て三角で構成することにこだわる子など、三角形の素材から、いろんなイメージが広がっていきました。それぞれが思い思いに自由な発想で、制作を楽しくやり込んでいる様子が見られました。


 


三角木端の変身オブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2023年12月1週目
 
偶数個の直角二等辺三角柱の辺と辺を組み合わせると、四角形や三角形、色々な形が作れます。2つの形の関係性を体感できる作品を作りました。
 
最初に、制作する小さな三角柱の木端をテープでつないだものを見せました。「あ!またへびがきた!」と言って、先月の活動とのつながりを感じる事が出来ていたようでした。木端にしばらく触れた後、くぼみにへびのご飯に見立てた別の三角柱の木端をはめ込みボンドを塗って、リボンを貼って乾かすと、新しいへびくんの誕生です。
単純な流れですが、自分で作ったへびくんの登場に、子どもたちはとてもうれしそうに色塗りが始まりました。色数を少なくし、それでいろいろな色が作れる、薄め液を使ったことさらに子どもたちの意欲につながったようで、何度も何度も新しい色を作って色塗りを楽しんでいました。並んだ三角柱を組みわせることで、色々な形が出来ていきます。子どもたちは色々と変化させながら、どんどんと新しい形を作りだしていました。自分で作ったもので遊べるという喜びも感じる事が出来たようです。


 


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