HOME > 活動報告 > アーカイブ > 2024年7月

活動報告 2024年7月

紙粘土のレリーフ

 全クラス 造形 個人制作 2024年7月3週目
 
ひとつの面に、親子は自由に素材の形を変えたり色をつけたりと遊びながら、幼児・小学生はモチーフを見て感じたままを、粘土を使って描きました。
 
前回、生地作りで触れ合った感触を、今回は粘土を使い、繰り返し楽しみました。幼児、小学生クラスはレリーフ絵画、夏らしい果物を題材に制作しました。モチーフの中から気に入ったものをよく観察したりしながら、感じたままに自由に、木の板に木炭でデッサンしました。絵は平面ですが、実際の果物は立体で、表面にもでこぼこ凹凸があります。今回はその部分を表現し易くするために、板に粘土を貼り付けて彩色しました。本物そっくりの色を目指してこだわって塗った子もいれば、心が向いた色を塗った子もいました。子どもたちが一生懸命向かい合った作品は、新しい発見や豊かな感覚が溢れ、その出来上がりに何度も驚かされました。

親子クラスは、同じ素材で自由に遊びながら組み合わせて描きました。最初に粘土を出して見せるとすぐに遊び始めました。触って感触を確かめながらちぎったり好きな形にしたり動かしたりしていました。たくさん遊んで形が変わった粘土を木の板にボンドで貼り、絵の具で色を塗りました。保護者の方も一緒に、大人も子どももみんなそれぞれが気になったことを深めながら、和やかな雰囲気で楽しく活動することが出来ました。


 


ワンタンスープ

 全クラス 料理 個人制作 2024年7月2週目
 
いろいろな工程を経験しながら、いろいろな食材を組み合わせてひとつの料理ができること、作ったものをみんなと一緒に食べる楽しさを体感しました。
 
先週積み木で作った三角形を、食材を使って模りました。「三角の食べ物は何がある?」サンドウィッチ・おにぎり・ケーキなどの意見が出るなか、何かなと完成を楽しみに、ワクワクしながら調理が始まりました。
粉をこねたり、伸ばしたり。粘土遊びのように感触を味わいながら作りました。
中に入れる具は、どんな素材でできているかわかるように味見をしながら作ります。野菜は、自分たちで包丁で切って加えました。麺棒で生地をのばして4等分。作った具をのせ半分に包むと、三角ワンタンのできあがりです。それぞれ熱々の鍋に入れて、ドキドキしながら自分で茹でて、スープに入れていただきました。どの子も自分で作ったものをみんなでいただくという喜びを感じてくれたようです。美味しかったはもちろん、保護者にごちそうしてあげた子も、満足そうな表情が印象的でした。


 


積み木の山からコロコロスライダー

 全クラス 造形 集団制作 2024年7月1週目
 
前回、平面で経験した形の関係性を深めるため、立方体と直角二等辺三角柱を組み合わせて、みんなで大きな三角の山を作り、作品を活かして遊びました。
 
異なる形を合せて使うことにより、両方の形の性質、関係性を体感できます。
直角二等辺三角形の積み木を山型に並べガムテープで貼った土台に、立方体や直方体の積み木を積んでいきました。ピタピタと吸い付くようにはまっていく心地よさに、夢中になって積んでいました。自然と置く場所を相談するもなく、お互いに壊れないよう考えながらどんどん積んでいると、いつの間にか、でこぼこ山や綺麗な山、個性豊かな形の、子どもたちの背丈も超える山ができていきました。
山の周りには、連想した電車や線路、いろんなものもできました。作品が、積み木の世界でつながりあって調和し、部屋全体が1つの大きな作品となりました。出来た山に橋をかけ、ボールやビーズで遊びました。単純な形の組み合わせにより、複雑で大きな建造物ができることや、作ったもので遊ぶ楽しさを、体験できたと思います。


  


1

« 2024年6月 | メインページ | アーカイブ | 2024年8月 »

TOP