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活動報告 毎月の活動: 2024年1月

幼児:自分の顔/小学生:先生

 幼児小学生クラス 絵画 個人制作 2024年1月3週目
 
モチーフと向かいあい、それぞれ自分の感じたままを自由に表現しました。
 
幼児クラスは鏡を見ながら自分の顔を描いてみようと投げかけました。よく観察しながら伸び伸び気持ちよく描いてくれた子もいれば、最初は「難しい」「恥ずかしい」「描きたくない」と言う子もいました。しかし、徐々に自分なりに自分の顔を描こうと考えながら、何度も描き直したり鏡を見ていて思い浮かんだものを描いたり、それぞれに一生懸命モチーフと向き合っている様子が印象的でした。
小学生は先生を描きました。よく観察しながら最後まで黙々と描いてくれる子が多かったように感じました。全身描いた子もいれば、1番気になったところを描いた子もいて、みんな集中して自分なりに作品を仕上げていました。両クラス共に、いつも以上にその子らしい作品が出来上がっていたように感じました。


 


円柱の描画

 親子クラス 平面構成 集団制作 2024年1月3週目
 
いろいろな素材の円柱を使って、遊んだり、描いたりして遊びました。
 
親子クラスは、もいもいという音が楽しい絵本を読んだ後にスポンジのような素材の円柱で遊びました。転がしたり積んだり歩かせたり、感じるままにそれぞれ自由に動かしました。いろんな大きさのもいもい円柱とたっぷり戯れた後に、それらに絵の具をつけて画用紙にスタンプしました。もいもいの他にも、いろんな円柱の形のスタンプから気に入ったものを選んで押しました。子どもたちはそれぞれのお気に入りを見つけて、楽しんでいるように感じました。できあがると同じ形や色が重なりあい、集まって、もいもいたちが紙の上で遊んだ様子が伝わってくるような楽しい雰囲気の作品が完成しました。


 



ベニヤのお面作り

 全クラス 造形 個人制作 2024年1月2週目
 
身近なものや、具体的な様子がありながらも多様な答えがある題材は、想像を広げます。面を作るという課題を、クラスに合わせた内容で制作しました。
 
親子クラスは顔を、幼児小学生クラスは2月に訪れる節分に合わせて鬼の顔をテーマに活動を展開しました。親子では、いろいろな顔が出てくる絵本を読んで、面を作るイメージを膨らませて制作しました。幼児・小学生では、鬼が出てくる絵本を読んだりいろんな面の写真などを見せると、それぞれの頭に具体的な形が描かれたようで、イメージはあっても実在しない鬼の姿についてたくさんの意見が出てきました。

四角い板から面を切り出して、作品を作りました。ベニヤ板にイメージを描いて、糸ノコで切りました。先月の活動でも使ったので、子どもたちは前回よりも慣れた手つきで好きな形を切り出していました。
色々な形のベニヤ木端などを貼りつけて面を構成していきます。木端を一つ替えるだけでもがらりと表情が変わるので、それぞれ色んな木端を当ててみながら自分のイメージの顔を追求していました。顔のパーツを貼りつけたら白ペンキで一旦下塗りし、絵の具で色塗りもしました。今までより少し手数の多い活動でしたが、子ども達は自分のイメージを大事に、最後まで一生懸命に取り組んでいる様子でした。

同じ一枚のベニヤ板から作り出した作品ですが、木端の組み合わせ方や色の塗り方で実に個性的な作品がたくさん出来上がりました。ぜひお家で飾ってみて下さい。


 


積み木あそび

 全クラス 造形 集団制作 2024年1月1週目
 
単純な形の組み合わせから複雑なものができることや、1つの空間で、それぞれの作品が調和する様子から、つながりあうことの楽しさを体感しました。
 
テーブルがおいてある部屋には、周りにたくさんの積み木がおいてあり、部屋には一面にマットが敷いてあります。広いスペースとお休み開けの開放感からか、走り回ったり、踊ったり、年明け最初の活動が、楽しそうな雰囲気の中、はじまりました。

今回は、大きさや高さを変えた土台を用意しておき、その環境でイメージしたものを自由に作りました。自由というのは、楽しい反面、なにもないところから想像していくのは意外と難しいものでもあります。そんな中、子どもたちはその環境に躊躇せず、むしろ喜びを感じ、早くやりたいと活動が始まりました。

高く積み上げていけることを楽しんだり、作りたいものの形を目指して組み立てたり、誰かと一緒に作ったりと、感じ方や取り組み方は色々ですが、積んでは倒し、倒れては積んでを繰り返しながら、素材と向かいあい、思い描いたものが形作られていきました。最後にアトリエ全体が見える場所から鑑賞すると、それぞれの制作が1つの空間の中で自然と調和し、アトリエ全体が素敵な積み木の世界になっていました。素材と向かいあい、組み合わせて1人で、みんなで、新たなものを生み出していく様子に、これからのそれぞれの成長がより一層楽しみになるような活動となりました。


 


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