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活動報告 平面造形: 2022年10月

粘土を使った色面構成/ランプシェード

 親子幼児クラス 造形 集団制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年10月2週目
 
長い面に作った線を、みんなで組み合わせて描きます。それぞれ自由に描いた点や線、色や形が調和して、複雑な形が作りだされる様子を体感しました。
 
まずは紙粘土を、導入で読んだ絵本に出てきたへびのたまごに見立てて、その感触を楽しみながら、へびのような紐状に伸ばしたり、色々な形に変身させたりしていきました。そしてその紙粘土を細長いダンボール板に貼っていき、出来たお部屋の中に好きなように色を塗っていきました。今回の制作は工程こそ単純なものでしたが、粘土の貼り方や色の塗り方・選び方などによって、各クラスとても個性が表れた作品が並びました。いつもの自由な色塗りとは対照的な、少し秩序のあるような色面分割の美しさを、子ども達も存分に感じてくれていたようでした。


小学生クラスは、2週目もそれぞれのペースで制作をすすめました。

パーツ作り・彩色・構成という工程を、それぞれ自分のイメージに合わせて考え工夫しながら取り組んでいました。モチーフを決めて表現したり、光が映し出される様子や色あいを意識したり。完成した作品は、同じ素材とは思えない、それぞれの個性が引き立つ、素敵な作品ばかりでした。 毎日忙しい小学生、お休み前のひとときに、自分の作った素敵なランプシェードを灯して、ゆったりとした時間を過ごしてもらえたらと思います。


 

秋色ランプシェード/ランプシェード

 親子幼児クラス 造形 集団・個人制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年10月1週目
 
みんなで描いた作品を使い、個々に平面から立体のオブジェを作りました。面から線、線から面へ、作品を活かし、新たな作品を作ることを経験しました。
 
大きい紙のうえに、みんなで遊びながら描きました。円柱の積み木に赤や黄色、茶色や深緑の絵の具をつけて障子紙の上を転がすと、軌跡で紙がどんどん秋色に染まっていきました。できた紙は破いて遊び、小さくなった紙はまるで落ち葉のようです。集めたり、飛ばしたりして遊んだあと、型に針金入りの紙紐を巻き、周りに気に入った落ち葉の紙を選びながらボンドで貼ると、秋色ランプシェードの完成です。描いたり遊んだり、鑑賞したりと、みんなでちょっと早い秋を満喫しました。


小学生クラスは、いろんな素材を組み合わせ、円柱形のオブジェを作りました。複雑な工程を試行錯誤しながらじっくりと取り組めるように、2週連続使って制作しました。


始めに2週続けて素材の加工から構成、彩色まで、すべて自由に工夫して作れることを伝えて使う材料を見せました。 材料は、土台となるダンボールの四角い板と、装飾するため加工するベニヤ板です。説明の前にシンプルな見本にライトをともして見せると、 制作のイメージが伝わり、創作意欲がわいたようです。必要な工程、何を工夫したら良いかみんなで考えながら伝えたあと、早速制作にかかりました。 それぞれダンボールカッターや電動糸鋸を使いこなしパーツを作り、1週目は終わりました。


 

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