HOME > 活動報告 > アーカイブ > 平面造形 > 2ページ目

活動報告 平面造形 2ページ目

おおきなおさかな/金魚

 親子クラス 造形 集団制作/幼児小学生クラス 絵画 個人制作 2023年7月2週目
 
先週と同じテーマを違う手法で表現しました。親子クラスは、ダンボールで大きい魚を、幼児小学生は金魚をモチーフにして、感じたままを描きました。
 
親子クラスは、みんなで描いた正三角形をつなげて大きな魚を表現しました。三角ダンボールの上にテープをひっぱって切って貼り描いた後、全体を絵の具で自由に彩色しました。ビニールテープをはがすと色の部分と白の部分のコントラストがとても綺麗な模様ができました。最後にダンボールを組み合わせて壁に並べると大きなお魚の登場です。完成したお魚を子どもたちはとても満足気な表情でながめていました。
   
幼児・小学生は金魚を見ながら絵を描きました。アトリエの絵画はモチーフと似ている形、色を表現することではなく、絵を描きたいという意欲を持ち、モチーフを見て感じたまま、描きたいように描くことを大事にしています。子どもたちは親しみのあるモチーフを見ながら、嬉しそうに描き始めました。悩んだり楽しんだりと真剣にモチーフと向かい、それぞれ個性は光る素晴らしい作品が出来上がりました。みんなの作品を並べると、素敵なお魚がたくさん泳いでいる水族館のようでした。


  


おさかなの世界

 全クラス 造形 集団・個人制作 2023年7月1週目
 
個々の表現が、1つの面で自然と調和し、共に描く心地よさや楽しさを体感する活動です。正三角形を組み合わせ、みんなでさかなの世界を表現しました。
 
正三角形の折り紙を組み合わせてできた形をさかなに見立て、スプレーのりをかけておいた色画用紙の水槽の中に描きました。そこにお水を入れてあげよう!と、絵の具を水に見立てて塗りました。始めは水色、黄緑や黄色・青・緑と様々な絵の具を足していくと、色がどんどん変化していきます。その変化を感じながら、刷毛だけでなく手も使って、思い切り彩色を楽しんでいました。 
小学生はさらに、マスキングテープで魚を重ね再度彩色して仕上げました。
最後に隠れた魚を探してみようと貼ってある三角折り紙をそっとはがすと、魚を貼った台紙によるピンク色の魚の群れが描かれました。気持ちよさそうにさかなが泳いでいるとても涼しげで、夏らしい作品となりました。


 


ロウの三角レリーフ

全クラス 造形 個人制作 2023年6月3週目
 
前回と同じような工程、素材を使って作品を作ります。似ているけど違う、経験を繰り返し、応用して想像する楽しさを体感できるよう活動しました。
 
色とりどりの液体のロウを使って作品を作りました。ロウを溶かしている鍋など、先週と同じような設定を見て、「またゼリーを作るの?」などと言っていた子ども達。先週の活動とのつながりを早速感じてくれていたようでした。
 親子クラスでは角棒で作った枠の中に、色のついた三角木っ端を自由に配置し、そこにいろんな色のロウを流し込んでいきました。それぞれのペースで気に入った工程を楽しみ、遊びながら素敵な作品をつくる事が出来ました。
 幼児・小学生クラスでは正三角形の木っ端で作った型に流し込んだロウを角棒の型の中に配置し、最後に白ロウを流し込みました。様々な工程を経て出来上がった作品を見て、みんな目を輝かせながら喜んでくれている様子でした。
 つながりや経験を活かす事で、より活動を楽しむ事ができました。


 


ダンボール筒のオブジェ

 全クラス 造形 集団・個人制作 2023年6月1週目
 
大きい四角柱の紙管で遊んだり描いたりしながら、形を全身で感じます。幼児・小学生は制作を通し、集団で描く楽しさも体感できるよう制作しました
 
先月1ヶ月を通して触れ合った筒に、今度は四角の要素も加え、より形への理解を深めていきました。まずはダンボールの筒を登場させ、中をくぐったり、ボールを転がしたりと、色々なやり方で筒との触れ合いを楽しみました。
そして十分に触れ合った後は、各クラスに合った方法でダンボールを作品へと仕上げていきました。親子クラスでは小さいダンボール筒を一人一つ、好きなように彩色していきました。たくさん遊んだ後の彩色だったので、どの子も集中して色塗りを楽しんでいる様子が見られました。
幼児・小学生クラスでは紙粘土や紐などを使ってダンボールの面を分割してから彩色しました。自由に塗っていく中で、自然と個性が調和していく様子から、皆で1つのものを作る楽しさも体感できたようでした。


 


円柱紙管のオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2023年5月2週目
 
円柱の紙筒を使って遊び、性質体感した後、同じ素材をって制作しました。それぞれの描き方組み合わせ方で、多様な表現ができることを体感しました。

幼児・小学生クラスでは色々な太さや長さの円柱の紙筒を貼り合わせてオブジェを作りました。同じ数の紙筒が、貼り付け方によって全く違った表情の作品に仕上がりました。最後に絵の具でオブジェが彩られると、構成だけでも多様な形に作られた形から、さらに個性が際立つ作品へと進化しました。作品を鑑賞しながら子どもたちも、その多様性や面白さを感じでいました。
親子クラスは、円柱の積み木と紙管を使って、子どもたちの興味関心にあわせて環境を用意しながら遊びました。最後に遊んだ紙筒に自由に色を塗りました。作るという概念にとらわれずに、自由に筆を動かしながら描かれた円柱は、この時期にしか作れない素敵な模様で彩られました。転がしたり、組み合わせたりして遊べるオブジェをご家庭での遊びに活かして下さい。


 

円柱の描画

 全クラス 造形 集団制作 2023年5月1週目
 
円柱の転がる性質を活かして制作しました。素材で自由に遊んだり、みんなで大きい面に描いたり、そして鑑賞することで体感できるよう活動しました。

親子・幼児クラスではまず円柱の積み木で遊んで形に親しんだ後、子ども達の身体ほどの大きさの紙管で描画をしました。周りにスポンジテープを貼り、絵の具を塗って転がすと、線の軌跡がどんどん重なって複雑な模様が描かれていきます。みんな絵の具だらけになりながら、全身で楽しんでいました。
小学生クラスでは一人ひとりの紙管に、どこにテープを貼ったらどんな模様が出来るのか頭の中で想像しながら、好きなようにテープを切って模様を作りました。1つ作って、描画を少し楽しんでから2つ目の紙管を渡すと、1個目の経験を活かしながら自分の作りたい模様を追求していました。
どのクラスの子ども達も、何度も描画を楽しんで出来た迫力ある作品を最後に観た時の表情は、達成感に満ち溢れているようでした。


 

円の構成画

 全クラス 造形 集団制作 2023年4月2週目
 
先週粘土で描いた円を、みんなで大きい面に描きました。沢山の丸、個々の表現が調和して、一つの作品ができる楽しさを体感できるよう活動しました。
 
まず丸が出てくる絵本で形を再認識した後、各クラスの活動に移りました。
親子クラスでは色々な丸の素材で遊んだ後、植木皿で作ったスタンプで紙に円を描き、色を塗りました。スタンプを押す音に響いたり、腕を一生懸命動かして思い切り色塗りをしたりと、それぞれのペースで気に入った遊びを楽しむ事で、身体全体で丸の形の特性を感じる事が出来ました。
幼児・小学生クラスでは大きな紙に筆で円を描きました。描く子によって個性が表れた丸がたくさん生まれ、その丸の中に好きな色を塗っていくと、最後には迫力のある作品が出来上がり、子ども達から自然と歓声があがりました。
個々の表現が自然と調和して、1つの作品となっていく楽しさや喜びを体感できたようでした。


 

紙粘土球のコラージュ

 全クラス 造形 個人制作 2023年4月1週目
 
先月遊びや制作を通して体感した球を、紙粘土を使って作りました。球を模ったり、つぶして円を描いたりしながら、球と円のつながりを体感しました。
 
親子クラスは素材で遊びながら制作へと展開しました。制作を楽しく体感できたと思います。好きな形を作ったり、転がしたりして遊びの流れから作為なく構成されてできた、この時期にしかできない素敵な作品ができました。 
幼児と小学生クラスは、絵の具を忍ばせておいた白い粘土の球体をこねて色粘土を作りました。どんな色が出てくるかドキドキしながら楽しそうに作っていました。できた色粘土を球体に丸め、板の上に貼っていきました。できた模様は形や模様の変化の面白さを感じられるよう、最後に板でつぶしたり、さらに模様を加えたりもして描きました。意外性のある工程を通して、球を作る・円を構成する経験を、自発的に楽しんでいました。つぶしちゃうなんて思わなかったよ!と楽しそうに伝える子どもたちの笑顔が印象的でした。


 

キャンディーボールの描画

 全クラス 造形 集団制作 2023年3月2週目
 
遊んだボールに絵の具をつけて描くことで、球の動きを視覚で感じました。遊びながら描かれた、偶然の産物との出会いを楽しめるよう活動しました。
 
先週に引き続き色々な球で遊びました。性質の違う球を使い、同じ環境でくり返し遊ぶ事で、遊びの創造が広がっていきました。集めて転がしたりコースから転がしたりと、それぞれ好きな遊び方で、球の動きを楽しんでいました。
自由に遊んだ後は大きい紙を敷いた床の上で、絵の具をつけたゴムボールを使い、球の動きや形を視覚で体感しました。親子クラスは絵の具ボールが飛んでくる迫力に驚いている子もいましたが、幼児や小学生クラスは、みんなで夢中になってボールを追いかけながら、楽しそうに遊びながら描いていました。
最後に壁に飾って作品と対面です。子どもたちは、遊びながらいつの間に描かれた迫力のある大きな作品との出会いに驚きつつ、春の訪れを感じさせるような素敵な模様を満足そうに眺めていました。 


 

ビーズの軌跡

 全クラス 造形 集団制作 2023年3月1週目
 
沢山のビーズを使って、遊んで描きました。転がす、投げる、観察する。素材を感じたままに、湧きだす多種多様な発想を活かして活動を展開しました。

新年度最初の活動ではたくさんの小さな木製のビーズを登場させました。新しいクラスに始めは緊張した面持ちの子もいましたが、たった1粒のビーズを見ただけで安心したような表情になったようでした。そしてひとたび遊び始めると、それぞれのやり方やペースで球の遊びを思う存分楽しんでいました。
遊んだ後は雨どいを使って、親子・幼児クラスは長くつなげたコースに、小学生クラスではみんなで相談して作り上げたコースに、絵の具をつけたビーズを転がしました。軌跡がどんどん重なり、色が変化していく様子や、だんだん遅くなっていく面白い動きも楽しみながら、何度も繰り返しビーズを転がしました。1つの素材での遊びから制作を通して、形の特性を十分に体感しながら子ども達の様々な発想にも出会う事が出来た活動となりました。


 

<<前のページへ12345678

« 立体造形 | メインページ | アーカイブ

TOP