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HOME > 活動報告 > アーカイブ > 平面造形 > 7ページ目
活動報告 平面造形 7ページ目
おさかなモビール
素材をどう組み合わせるか、どんなふうに作りたいか考え、試しながら組み合わせ、何度も試行錯誤しながら、自分のイメージしたものを形にしました。
小学生は料理している間も発想が広げられるように、午後の活動で作る作品を最初に見せてから料理の活動をスタートしました。「この作品はどんな素材で作ったでしょう?」と聞くと、最初は「紙?」「セロファン?」となかなか当たりませんでした。さらに近くでよく見ると、どこかで見たことある柄を発見!これがヒントになり「お店のレジ袋とプチプチだ!」と気がついていました。
そして昼食後、ユーモアたっぷりな海の生き物がたくさん出てくる絵本を読んで、今回の素材の透明感やモビールのゆらゆらとした動きに合わせて海の中にいそうな生き物を作ってみようと呼びかけました。
はじめに土台になるプチプチ(梱包材)を好きな形に切り、そこにビニールを貼りたいところに合わせてハサミで形を切って、スティックのりを軽く塗って固定しました。色柄とりどりのビニール袋を子どもたちは目を輝かせながら、時には「このお店知ってる!」と楽しそうに物色していました。「魚」「ペンギン」「イルカ」「泳いでいるウサギ」など本当にいる生き物をオリジナリティ溢れる雰囲気で作る子もいれば、「1Dくん」「目玉くん」など、見たことのない魅力的なキャラクターを誕生させる子もいました。
出来た作品をクッキングシートで挟んでアイロンをかけると、ペラペラしていたビニール同士が熱で溶けてくっついてひとつの形になりました。それにテグスとアクリル棒をつけて、モビールにしました。子どもたちは四苦八苦しながらバランスを探求していて、出来た瞬間は達成感に満ちた笑顔を見せていました。
最後に全員の作品を天井から吊るすと、一人一人が作った個性豊かな生き物が一斉にゆらゆら揺れて、その下を見上げながら歩くと海中を散歩しているような不思議な気持ちになりました。
2019年9月 2日 10:00
夏だ海だ!水遊び
魚を描いたつながりから、波や海、魚をテーマに活動しました。例年にない梅雨のなか、夏らしく氷や色水を使って、みんなで遊びながら描きました。
はじめに海や波が登場する絵本を読んだ後、波に見立ててシーツを取り出し、みんなで遊びました。子どもたちはシーツをかぶったり、くるまったり、乗ってみたりと大はしゃぎで遊んでいるようでした。
存分に遊んだ後、シーツの上に色のついた何かが放り込まれます。「お魚かな?」子どもたちが興味津々に触ってみると「冷たい!」「何!?」と不思議そうな声があがりました。小学生クラスは「絵の具の氷でしょ」とその正体に気づく人が多かったです。氷を渡すと、子どもたちはシーツの上に撒いたり、落として割ってみたり、「絵がかける!」と氷で絵を描いたりしていました。大事そうにずっと持っている子もいましたが、やがて冷たさに耐えきれなかったのか、ぽいとシーツに置いている姿が微笑ましくもありました。
氷が撒かれたシーツの上に、黒い布を被せてお魚を隠してしまったら、今度は水色や青などの夏らしい色をした色水を撒きました。子どもたちは目を輝かせながら、1つの面にみんなで色水を撒いていきます。仕上げにと水の入った霧吹きを渡すと、最初はみんな布にかけていましたが、霧吹きから出る水の心地よさに気づいたようで、自分に向かってかけたり、人とかけ合ったり、楽しそうに水遊びを満喫しはじめました。特に小学生はどのクラスも時間が足りないぐらいの勢いで、めいっぱいみんなで水遊びを楽しみました。
最後に黒い布を外すと、氷は溶け、撒いた色水と調和して1つの世界が広がっていました。
それぞれが自由に描いた点や線、色が折り重なってできた偶然の産物は、まるで海の中のようです。子どもたちも驚いた表情で、「きれい!」という声も沢山あがりました。「あそこにはヒトデが居るね」「あっちはスイミーみたい」と完成した作品を海の中に見立てて鑑賞を楽しんでいるクラスもありました。氷という季節感のある素材の感触を味わいながら、みんなで1つの爽やかな作品づくりが楽しめたと思います。
2019年7月22日 10:00
三角のコラージュ画/絵画 熱帯魚「ベタ」
夏らしい三角を感じる魚をテーマに、親子は、いろいろな三角を組み合わせながら、幼児・小学生は、モチーフを見ながら感じたままを、表現しました。
親子クラスは最初にお魚が出てくる絵本を読んでから、いろんな色の三角のモザイクをお魚に見立てて出して見せました。それを机に貼ってしばらく遊んだ後に、トレーシングペーパーにカラーインクでお絵かきしました。そこに三角形のカラフルな紙をのりで好きなところに貼ったり、ラメ入りインクの三角スタンプを押したりしました。
親子はモチーフを見ながら描いていくことよりも、素材そのものに触れて遊びながら作ることを大切にしたかったので、思うままに紙に色や形がついていくことを楽しみました。半透明の大きな紙に鮮やかな色が広がるのをそれぞれがじっくりと楽しんでいる様子が印象的でした。
幼児・小学生は魚を見ながら絵を描きました。
子どもたちは活動が始まる前からその魚に興味津々で、水槽に顔を近づけて食い入るように見つめていました。ヒレの動きやウロコが光る様子を観察しながら、「今日はこのお魚を見ながら絵を描こう。」と伝えるとみんな生き生きと嬉しそうな表情をしていました。
それぞれどこから見て描きたいか決めて、イーゼルを立ててそこに画板を置き、まず画用紙に木炭で大まかな形を描きました。子どもたちは真剣な表情でモチーフと向き合い、それぞれが気に入った部分をこだわったり、モチーフから自分のイメージを広げたりしながら、一生懸命描いていました。
大まかな形が捉えられたら、そこに色を塗りました。見たままの色を追求する子もいれば何色も使ってカラフルなお魚にする子もいました。みんなが頑張って書き上げた作品は、どれもその子らしい素敵な出来上がりで、並べると個性豊かなお魚がたくさん泳いでいるようでした。
2019年7月15日 10:00
三角折り紙とロウのオブジェ
正方形に色とりどりの同じ直角二等辺三角形を組み合わせて描きました。秩序ある形がつながり、調和した複雑な模様できる楽しさを経験しました。
直角二等辺三角形を2つ組み合わせると合わせる辺によって、四角形と三角形両方の形ができます。はじめに、色とりどりの正方形・直角二等辺三角形のモザイクを1つの四角形のボードに組み合わせてあそびました。パズルのようにはまっていく様子や、組み合わせで色んな模様ができるのが楽しかったようで、どのクラスもこれだけで終わってしまうかもと思うくらいくり返し遊んでいました。
しばらく遊んだあとお気に入りの模様ができたところで、同じ大きさの折り紙を貼った箱を見せました。
モザイクよりカラフルな三角の組み合わせの模様にすぐに子どもたちは興味を示し、木箱の中に直角二等辺三角形の折り紙を好きなように貼っていきました。好きな色を見つけ自由に貼ったり、モザイクで遊んだ経験を活かし重ならないよう秩序あるパターンを描いたり、魚や動物などの模様を描いている子もいました。複雑な構成を楽しみたい小学生には、同じ形で2等分4等分とカットできるようにしたので、元の三角に色の違う小さい三角を重ねたり、小さい三角で描いたりとそれぞれこだわりの模様が描かれていました。
今回はそこにさらに模様が調和し、風合いに変化をもたらすよう、折り紙の上にロウを流し込みました。最初は色のついたロウを少しずつ流します。色同士が混ざり合わないように一色入れたら固まるまで少し待っていれたり、重ねっていったり、模様が隠れないよう好きな色になるよう工夫して入れていました。色のロウを数色流しこんだ後は仕上げに上から透明のロウを流し込み、作品に蓋をして固まるまで置きました。完成するのを待ちきれず覗いたりしている子もいました。最後に固まった自分の作品とご対面です。しっかりした色の折り紙と、透明感のあるロウが折り重なる作品を見て、こんな風に変わったのかと驚いたり、透かして見たりと嬉しそうに眺めている姿が印象的でした。
2019年7月 8日 10:00
大きな三角オブジェ
大きい四角いダンボールを使って三角柱を作りました。
みんなでおもいっきり遊んだり、描いたりしながら、全身で四角と三角の関係性を感じました。
はじめに「ぼくはしかく」という絵本を読んでから、小さな四角いダンボール板を見せました。その板を3等分して2か所折り、端を組み合わせると三角のトンネルが出来ました。四角と三角のつながりを伝えてから「今日はこれで遊びたいな。」と話すと、子どもたちは「くぐれない!」「小さい!」とそれぞれ反応を示し「じゃあどうやってみんなで遊ぼう?」と考えているところに、大きなダンボール板が登場しました。
子どもたちは自分たちより大きなそのダンボール板に、驚いたり逃げたり突進したりと興味津々な様子でした。みんなで持ち上げると3枚重なっていた板が広がり、先ほどと同じ三角形のトンネルになりました。幼児は何度もトンネルをくぐったり、お家に見立ててごっこ遊びをしたりと、とことん遊びこみました。親子と小学生はさらにボールを組み合わせて、玉入れしたりかくれんぼしたりとたっぷり遊んでいました。
そうして十分遊んだあとに素敵なトンネルにしちゃおうと新しい板を見せました。
親子はそれぞれのペースで出来るように1人1枚のダンボール板を、幼児と小学生は1人では作れない大きなものを集団で作り上げる経験が出来るよう大きなダンボール板をみんなで使いました。白い絵の具をバシャッと垂らすと、みんな一瞬びっくりした様子でしたが、筆を見せるとすぐにその絵の具をのばして塗り始めました。全体が白くなると「ほかの色も塗りたい」という声が上がり始め、全員にそれぞれ使いたい色を聞いて、それを順番に重ねていきました。自然と足や手で塗りたくる子も多く、「ゾンビだ~」と笑いながら滑り回るクラスもありました。そうして心ゆくまで楽しんだ後、みんなでそれをトンネルにしました。切込みの部分を内側に曲げると複雑な三角トンネルになっていきました。クラスごとに違う雰囲気の新鮮な配色のトンネルが出来上がり、最後にまたそれで遊びました。みんなでおもいっきり遊ぶ、描く楽しさを体験できたようです。どのクラスも、最初から最後まで夢中で遊ぶ子どもたちの姿が印象的でした。
2019年6月24日 10:00
円柱の描画
円柱に絵の具をつけて描いてみました。みんなで描くことで、個々の色が重なりあい、1人では作れない調和のとれた作品ができることを体験しました。
親子・幼児は、初めにだるまさんが出てくる絵本を読んで、だるまさんに見立てながら円柱積み木を取り出しました。みんなにも渡すと子どもたちはさっそく坂から転がしたり細長い紙管に入れてみたりとそれぞれ遊び始めました。しばらく遊んだ後に大きな紙管を出して見せると子どもたちは驚きつつも興味津々な様子で、転がしたり中に入ってみたり上に乗ってみたりと工夫しながら、全身を使って遊んでいました。
そこに隙間テープを出して「このヘビをお家へ帰してあげよう」と遊んでいた大きな紙管に貼り付けてみせると、みんな新しい素材の登場を喜んで積極的に貼りはじめました。全部お家に帰せた後「ヘビにジュースをあげよう」と絵の具をヘビに塗って、白い紙の上に転がして跡をつけました。幼児はみんなで転がし合い、親子は坂から転がしました。たくさん転がして遊んだ紙には不思議な模様が出来上がっていました。
小学生は、最初に円柱積み木を見せて転がして遊びました。
おもいっきり円柱の動きを楽しんだあとに、同じ円柱に包帯を巻いたものを見せ、絵の具をつけて紙の上で転がしたらどうなるだろう?と話し合い、みんなで障子紙を敷いてやってみました。
転がしたり回したり、動かし方でいろんな跡がつきました。しばらく遊んだ後に、いろんな素材を貼ったスタンプローラーをコロコロ登場させると、すぐに子どもたちは興味を示し、さっそく作りはじめした。自分で好きな形にハサミで切って透明なシートに貼っていきました。
それをいつものローラーに巻きつけて両面テープで固定すると特製のスタンプローラーに変身しました。その時の先ほどとは打って変わって黙々と自分のローラーを作る子どもたちの様子が印象的でした。
全員出来たらさっきの障子紙にコロコロと模様を重ねていきました。それぞれが作った形が複雑に重なって新しい大きな模様が出来上がりました。
2019年4月22日 10:00
球の描画
球を使って描きました。同じ球でも使い方によって、できる模様が異なります。親子幼児は遊びを通して、小学生は1人でその様子を体感しました。
親子クラスと幼児クラスは、まりの絵本を読んだ後、ボールをとりだしました。まるで絵本からでてきたようなボールを見て、嬉しそうな笑顔でとびつき、遊び始めました。投げたり坂や雨どいから転がしたり、それぞれの遊び方で球を感じたあと、最後にたらいでボールを受けて、その音を楽しみました。ボールの種類や量、勢いなどによって音色が変わる様子を探求しながら、互いに工夫しあって転がしていました。
もっといい音ならそうと、同じボールで作ったバチを配り、今度はたたいて遊びました。いろんなところをたたいて遊んだあとは、バチに絵の具をつけて画用紙付きの太鼓での演奏会!みんなで遊んでいるうちに色とりどりの円ができ、先月の作品の上に飾ると2つ球の足跡が組み合わさった大きな作品ができました。
小学生クラスは先月の活動を振り返り、今日はどの球体で遊びたいかみんなに相談してから始めました。どれも遊びたくて決まらず、全部混ぜて遊んだり場所ごとにボールの種類を分けたりと、それぞれクラスでルールを決め、新学期の緊張を発散するかのように思いっきりボールの動きを楽しんでいるようでした。
しばらく遊び、そろそろ何か作りたいという子もでてきたので、今度はその球を使い、それぞれ自由に描いてみました。先月の活動での経験をもとにたたいたり、転がしたり、自分の好きな色作りを追求しながらスタンプしたりしながら、色を重ねていきました。いつもながらですが、同じボールと絵の具から、こんなにもいろんな表現ができるのかと、子どもたちそれぞれの感性の豊かさを感じる沢山の作品ができました。
2019年4月 8日 10:00
球の描画
ボールに絵の具をつけて転がし、描いてみました。みんなで作ることや、思いっきり体を使って遊びながら描く面白さを感じられるように活動しました。
まず「おおきい・ちいさい」の言葉が出てくる絵本を読み、そして1週目の小さい木のビーズ・2週目の少し大きいスチロールの球を見せ、大きさや素材の違いなどを再確認してから、今週の遊びに臨みました。
親子と幼児はゴム素材のキャンディーボールで遊びました。前回の球体よりも大きく、はねるボールを、投げたり蹴ったり、また子どもたち自身がボールになったように一緒に跳ねまわり全力で遊んでいました。その後に「もっと大きいボールがきたよ!」とボディーボールを出しました。かなり大きいボールに中には驚いてしまう子もいましたが、上に乗ってみたり転がして一緒に走ったりと全身を使って遊びました。その後はラップの洋服を着た大きいボディーボールに、絵の具で色を着けてあげ、大きな紙の上でお散歩 させて遊びました。全身絵の具まみれになりながらボールをたくさん転がしました。クラスのイメージや子どもたちの希望に合わせた色を3~4色、何度か塗ってころがしたので、いろんな色とラップのしわの模様の不思議な軌跡がたくさん重なった、とても迫力ある作品が出来上がりました。
小学生はゴムで出来たママボールを使い、チームに分かれて転がして遊べるコースを相談しながら作りました。ボックスや、絵画で使用するイーゼルを支えにして雨どいのコースを組み立てます。
途中でコースアウトせずにゴールまでボールが転がるコースを作るのはなかなか難しく、子どもたちは話し合って雨どいをおさえておく子・テープで貼り合わせる子など、それぞれに役割分担をしながら作っていました。最後に出来たコースに絵の具をつけたママボールを転がし、ゴールに敷いてある画用紙に軌跡をつけました。始めに絵の具をつけたボールがゴールに到達した時には自然と歓声があがり、子どもたちはみんなで協力して一つのものを作り上げた達成感を十分に感じられた様子でした。
2019年3月25日 10:00
円柱紙管線路の描画
円柱の転がる性質を活かして遊んで描きました。
それぞれの色が円柱の動きで折り重なり、意図して作ることのできない模様の誕生を楽しみました。
始めに円柱の積み木で遊びました。円柱の「止まる、そして転がる」という
特性を、こちらが敢えて言葉にしなくても、子どもたちは遊びを通して感じているようでした。たった一つの積み木でも、夢中になって遊べているところに同じ円柱のガムテープの芯が出てくると、子どもたちはさらに特性を活かして高く積んだり、並べて的当てゲームをしてみたりと、自分たちでどんどん遊びの幅を広げていました。
しばらく遊んだあとに出てきたのは、遊びで使ったガムテープ芯よりも細くて長く、丈夫な円柱紙管です。床に敷いた画用紙の上にその紙管を等間隔に並べていきました。幼児・小学生クラスでは制作に移る前に線路を作る絵本を読んだので、その円柱紙管を見た瞬間にピンときたようで、「線路を作ろう!」とノリノリで枕木に見立てた紙管を並べていました。そこに電車がよく走るようにオイル(絵の具を薄めたものです)を少しずつ垂らし、枕木の上に電車に見立てた板を乗せれば準備完了です。順番に子ども達をのせて電車の板を押すと紙管の上をスーッと走っていきます。子ども達は時にはお客さんになって楽しそうに電車を走らせたり、時には整備士になって電車がよく走るように枕木を調整したり、親子クラスから小学生クラスまで、どのクラスの子ども達も一様に電車の世界に浸りながらとても楽しそうに遊びに参加していました。何度か走らせた後に枕木の紙管を取り除いてみると、紙管の転がりによって絵の具がのばされ、手で描いた時には決してできないような、綺麗なグラデーション模様が出来上がっていました。遊びに夢中だった子ども達はそこで初めてその模様に気付き、歓声があがりました。意図して作ったものではなく、遊びの中で自然と作品が出来上がったことに、どの子も驚き、そして喜びを感じられている様子でした。
2019年2月11日 10:00
四角のスタンプ描画/ランドセル・凧とコマ
いろいろな素材の四角柱を使って、遊んだり、描いたりして遊びました。
親子クラスは初めに絵本を読んでから段ボール箱を出して遊びました。中に入ったり積んだり覗いたりしながら子どもたちは保護者の方と楽しそうに遊んでいる様子でした。どんどんでてきた箱にはボールも入っていて、あわせて一緒にしばらく遊んだ後に、立方体の発泡スチロールが入った四角い箱を渡しました。
その箱に水性顔料のカラーインクをつけて和紙にスタンプしてみせると、子どもたちはすぐに興味を示してやり始めました。箱以外にも発泡スチロール、木っ端など、用意したいろんな素材の四角から気に入ったものを見つけて何度もスタンプして、たくさんのいろんな四角が重なった素敵な作品が出来上がりました。
モチーフと向かいあい、見たまま、自分の感じたイメージを表現しました。
幼児、小学生はモチーフを見ながら絵を描きました。今回のモチーフは季節と四角い形を意識して、お正月らしい雰囲気の凧とコマと、もうすぐ新年度なのでランドセルを用意してみんなに紹介しました。
コマを触ったり回したり、モチーフを触れたり観察して、描きたいものを決めていきました。幼児はランドセルを間近で見たことのない子もいて、興味津々開けたり背負ったりしながら確かめていました。
まずは木炭で大まかな形を捉えてから絵の具で好きな色を塗りました。子どもたちは真剣な表情でモチーフと向き合いながら、それぞれが気に入った部分をこだわったり、モチーフから自分のイメージを広げたりしながら、一生懸命描いていました。終わりの頃にはアトリエに味わい深い作品が並んでいました。
2019年1月21日 10:00