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最近のエントリー
活動報告 立体造形
空缶たいこのオブジェ
全クラス 造形 個人制作 2024年5月1週目
身近にある円柱の素材・空き缶を使って、遊んだり形状に触れながら作品を作ったりすることで、形の特性を感じながら、太鼓のオブジェを作りました。
同じテーマを導入や素材の種類、提案などを、それぞれの時期に合わせた内容で活動しました。今回の素材は空き缶です。親子クラスの時期は新しいものごとに経験や先入観がありません。その感性を発揮させ、組み合わせながら形にできるよう、沢山の素材を使っていっぱい遊んでから作りました。保護者の共感も手伝って子どもたちのイメージに合わせて遊びが広がり、遊んだあとは、粘土を貼ったり、色を塗ったりと興味を持ったことに取り組ながら、素敵なオブジェができていきました。
幼児も初めは空き缶で遊びました。遊んでいるところにバチを出してたたいて見せると、作りたいという気持ちが広がり、嬉しそうに、制作に入りました。手数の多い制作でしたが、自分の太鼓を作るというイメージをしっかり意識し、一つ一つの工程に夢中になって取り組み作品を作り上げいてました。
小学生は叩いたり、組み合わせたりしながら好きな缶を自由に選んで作りました。音階や形などにこだわりながら、いろんな缶のオブジェができていました。「缶で、こんな素敵なものができるんだね。また作りたい。」と嬉しい感想も聞けました。身近にある素材から、自分の納得のいく作品作りができる良い経験となったようです。
2024年5月13日 10:00
カラフル円柱オブジェ
全クラス 造形 個人制作 2024年4月3週目
描くことを追求するだけでなく、1つひとつの工程、色や形の変化を味わいながら、あたらしい形ができていく面白さを感じられるよう活動しました。
制作のイメージが広がるようはじめに絵本を読みました。不思議な擬音と一緒に抽象的な形や様子が変わっていくのを楽しんだ後、丸い粘土を取り出して見せました。
好きなように伸ばしたり、ちぎったり、作った形を見立てたりと遊びながら、素材とふれあいました。具象表現にこだわらず、自由に遊べる子どもたちの創造性が発揮できる素材に、これだけで終わってしまいそうなほど楽しんでいました。
そんな遊びから制作へ広がるよう、粘土に色を加えました。今回は、なじみのあるペースト状の絵の具ではなく、それぞれ自由に色つけしても、素材の風合いを活かして色付けられる、粉状の絵の具を使いました。いつもと違う絵の具は新鮮だったらしく、子どもたちは赤、青、黄、白、黒の絵の具をスプーンですくっては粘土に加え、一生懸命こねて混ぜあわせて、少ない色からどんどん新しい色を作っていました。
最後にできた色粘土を、透明な筒の中に入れて円柱を作りました。粘土が潰れて組み合わさり、変化していく様子が面白く、みんな楽しそうに筒がいっぱいになるまで詰めて潰していました。出来た粘土を筒から外すとそのままではとどまらず、さらに潰して違う形にする子もいました。粘土と触れ合い想像が広がり、それぞれのイメージで個性豊かな作品が誕生していました。
2024年4月29日 10:00
発泡スチロール球のオブジェ
全クラス 造形 個人制作 2024年3月2週目
素材で遊び触れ合ったあと、色をつけて組み合わせて、作品を作りました。単純な形の球体から、色の違いや組み合わせ方で多様な作品へ変化しました。
今回の球は発泡スチロール球です。実際に触れ坂や雨どい・紙管などを使って転がして遊ぶ中で「コロコロと音が違うね」「大きいのに軽いね。」などと、前回との違いに自分で気付く様子も見られました。夢中になって遊んでいる中に色つきの球を転がして見せ、「今日はこの球に色を塗ってみよう」と声掛けしてみると、待っていましたとばかりに、子どもたちは喜びと期待でいっぱいの表情になったようでした。
今回は球の形を体感できるように手で塗りました。手のひらに絵の具をのせて、球を両手でコロコロさせるとあっという間に色づいていきます。絵の具の感触が苦手な子も、色玉を作り出す嬉しさに魅了されたようです。一色ずついろんな色を試したり、色混ぜを楽しんだりと、それぞれ夢中で取り組んでいる様子が印象的でした。
色を着けた球は、色のついた竹串にボンドをつけて接続しながら、自分の好きな形を作り上げていきました。小学生には針金という選択肢も用意し、直線の竹串か、曲線の針金か、自分が作りたい作品のイメージに合わせて素材選びをしました。
一つひとつは単純な形の球ですが、それぞれのやり方によって個性的な。
2024年3月18日 10:00
発泡スチロールのオブジェ
全クラス 造形 個人制作 2024年2月2週目
円柱を、自分で切ってみることにより、形の断面図を知ることができます。
普段使わない道具を使い、形を体感しながら、カットして作品を作りました。
今回の素材は、円柱型の発泡スチロールです。素材の違う同じ円柱ということで、前回の活動とつながり、自然と転がしたり立てたりする遊びが繰り広げられました。
あらかじめ切っておいたパズルのような円柱がでてくると、どうやって切ったのかと想像がひろがり、制作がはじまりました。切るのに使ったのは電熱線で溶かして切るスチロールカッターです。怖がる子もいましたが、やってみたいという気持ちが勝ったようでした。子どもたちは触れるだけで熱くすぐ切れ目がついていてしまう様子にドキドキしながら、シュワっと切れる独特の感触を楽しむように集中して好きな形を切り出していました。親子・幼児は3個、小学生クラスは好きなように分割しました。一旦もとの円柱に戻し、絵の具で色を塗りました。彩色のイメージも白がったようで、側面だけでなく中から出てくる色も楽しめるように、断面も塗っていました。
今回作った作品は、円柱型に重ねたままの状態でももちろんとても素敵ですが、一つずつバラバラにして飾ったり、重ねたものをすこしずつずらして飾ったりと、飾り方一つとっても色々な表情を持っています。またパズルとして遊んでも楽しいです(意外と難しいです。ぜひやってみて下さい)。一つの単純な形の発泡スチロールが、とても多様性のある面白い作品へと大変身しました。
2024年2月19日 10:00
ねんど~む!?
全クラス 造形 個人制作 2024年2月1週目
素材と親しむことに赴きをおき、制作のイメージにとらわれず、自由な発想を引き出せるような流れで、アトリエらしいスノードームを作りました。
ねんど〜むとは、以前小学生の子が、作り終えた作品をながめながらつけてくれた名前です。スノードームを作ることを目的にすると発想の幅が狭まるのを防ぐ為に、最初に粘土でひたすら遊び好きな形を自由に作ってから、それをスノードームとして完成させたアトリエのスノードームにぴったりの名前だと思いました。
最初に粘土をみんなに渡し、捏ねたり色混ぜしたりボロボロに細かくしたり好きな形にしたりと、初めて出会う粘土の感触と時間をかけて触れ合いました。たくさん遊んでできたおきにいりの形を茹でて固め、土台に飾り、その粘土をスノードームのように出来ることを伝えました。キラキラやビーズが舞う様子が楽しいからか、自分の作品をスノードームにすることを好意的に、制作していた子が多かったです。
最後に魔法の水(正体は水と洗濯のりを混ぜ合わせたもの)を瓶いっぱいに入れて、粘土の作品を閉じ込めるように蓋をしました。出来上がると、何度も回転させて楽しんでいる子や、水が入った円柱の瓶に入れたことで中身が大きく見えることを発見している子もいました。自分が作った粘土の周りにゆっくり飾りが動いて、いつまでも見ていたいような素敵な世界が出来上がっていました。
2024年2月12日 10:00
積み木あそび
全クラス 造形 集団制作 2024年1月1週目
単純な形の組み合わせから複雑なものができることや、1つの空間で、それぞれの作品が調和する様子から、つながりあうことの楽しさを体感しました。
テーブルがおいてある部屋には、周りにたくさんの積み木がおいてあり、部屋には一面にマットが敷いてあります。広いスペースとお休み開けの開放感からか、走り回ったり、踊ったり、年明け最初の活動が、楽しそうな雰囲気の中、はじまりました。
今回は、大きさや高さを変えた土台を用意しておき、その環境でイメージしたものを自由に作りました。自由というのは、楽しい反面、なにもないところから想像していくのは意外と難しいものでもあります。そんな中、子どもたちはその環境に躊躇せず、むしろ喜びを感じ、早くやりたいと活動が始まりました。
高く積み上げていけることを楽しんだり、作りたいものの形を目指して組み立てたり、誰かと一緒に作ったりと、感じ方や取り組み方は色々ですが、積んでは倒し、倒れては積んでを繰り返しながら、素材と向かいあい、思い描いたものが形作られていきました。最後にアトリエ全体が見える場所から鑑賞すると、それぞれの制作が1つの空間の中で自然と調和し、アトリエ全体が素敵な積み木の世界になっていました。素材と向かいあい、組み合わせて1人で、みんなで、新たなものを生み出していく様子に、これからのそれぞれの成長がより一層楽しみになるような活動となりました。
2024年1月15日 10:00
三角サブレ―
全クラス 料理 積み木 個人集団制作 2023年12月3週目
先週と同じ形の三角形を、食材を使って描きました。形を模ることで、形状を感じます。みんなで描いた作品を囲んで、和やかな時間を過ごしました。
毎年12月最後の活動は、少しずつ趣向を変えながらこの季節ならではの雰囲気を楽しむ活動を行っています。以前からいるお子さんたちは、今年は何かな?と楽しみにしてくれているようです。今日は食べられる三角のお菓子を作ることを話すと、食べられる三角と聞いて、何だろうと嬉しそうな笑顔でお菓子作りが始まりました。
感触や素材の変化を感じながら作った生地を、型を使い粘土遊びの感覚で三角を模りました。クッキーを焼いている間は積木遊びです。親子は自由に、幼児小学生クラスは三角形をテーマに、四角積み木から壁面に大きなツリーや教会など、自分のイメージを組み立てていきました。短時間での制作でしたが、子どもたちの手にかかるとあっという間にアトリエが素敵な空間に変身しました。みんなの作品からなるアトリエならではのクリスマスのような雰囲気を楽しんでいただけたのではと思います。
2023年12月25日 10:00
三角木端の変身オブジェ
全クラス 造形 個人制作 2023年12月1週目
偶数個の直角二等辺三角柱の辺と辺を組み合わせると、四角形や三角形、色々な形が作れます。2つの形の関係性を体感できる作品を作りました。
最初に、制作する小さな三角柱の木端をテープでつないだものを見せました。「あ!またへびがきた!」と言って、先月の活動とのつながりを感じる事が出来ていたようでした。木端にしばらく触れた後、くぼみにへびのご飯に見立てた別の三角柱の木端をはめ込みボンドを塗って、リボンを貼って乾かすと、新しいへびくんの誕生です。
単純な流れですが、自分で作ったへびくんの登場に、子どもたちはとてもうれしそうに色塗りが始まりました。色数を少なくし、それでいろいろな色が作れる、薄め液を使ったことさらに子どもたちの意欲につながったようで、何度も何度も新しい色を作って色塗りを楽しんでいました。並んだ三角柱を組みわせることで、色々な形が出来ていきます。子どもたちは色々と変化させながら、どんどんと新しい形を作りだしていました。自分で作ったもので遊べるという喜びも感じる事が出来たようです。
2023年12月11日 10:00
三角形のオブジェ/ダンボールで三角チャレンジ
親子幼児クラス 造形 集団制作/小学生クラス 造形 個人製作 2023年11月3週目
線を変化させて三角形を作り、組み合わせて鑑賞しました。秩序ある形の集合体からできる作品と出会い、その楽しさを感じられるよう活動しました。
親子・幼児クラスは今月のモチーフである線を、ヘビに見立てて活動を進めてきました。3週目は細長いダンボールのヘビくんです。幼児クラスは壁に並べて貼り、ローラーを使って単色で彩色したあと、好きな色のヘビくんにそれぞれ好きな、色を着けました。乾いた後は折り曲げ、端同士をボンドで貼り付けて正三角形のトンネルに組み立てました。いつもと違って色の着いた面を内側にして組み立てたので、皆の作品を並べて中を覗くとまるで虹のような素敵なトンネルが出来上がりました。親子クラスでは自由な雰囲気で好きな色での色塗りを楽しみました。お家でも飾ったり、遊んだり、楽しんでもらえたらと思います。
小学生クラスは、デザインや作品をつくるというイメージにとらわれず、三角という形を作ることを楽しんでもらえるよう、ゲーム感覚で細長い線ダンボールを使い三角形を作ってみました。「これで三角が作れるかな?」と投げかけたあと、自分のめざす三角形を思い浮かべならそれぞれ三角形作りに挑戦しました。できた複数の段ボールの三角を組み合わせて見せると、その形に魅せられたようで、組み合わせを意識してそれぞれの三角に色を塗っていました。最後に1人ひとつずつ壊さないよう三角を重ね合わせていくゲームをしながら、個々の三角を組みあわせて、オブジェを作りました。段々複雑になる三角の群衆に魅力を感じたからか、不思議と勝ち負けにこだわらずとも楽しめ、クラスによっては大変盛り上がりました。全部組み合わさるとなんだか素敵なオブジェのような作品に出合うことができました。
2023年11月27日 10:00
毛糸のコラージュ画/毛糸のオブジェ
親子幼児クラス 造形 個人制作/小学生クラス 造形 個人製作 2023年11月1週目
曲線を自由に構成し、平面や立体の作品を描くことを経験しました。素材と触れ合い動かし組み合わせることで、様々ものができる様子を楽しみました。
親子・幼児クラスは、はじめに白い毛糸で遊びました。机の上でいろんな形を作ったり、毛糸を投げたり回したり、体を使って遊ぶ子もいて、それぞれが思い思いに毛糸と触れ合いました。自由に遊んだ後は、色とりどりの毛糸を、板目紙の台紙にボンドの色水を塗ったうえに乗せて描きました。ボンド色が混ざる様子を楽しんだり、毛糸の色に合わせて、部屋を作るように色面分割したうえに組み合わせたりと、思い思いに描いていました。乗せた毛糸の上に定着するよう、色のボンド水を更に塗り重ねました。毛糸の色の変化に気づく子もいて、その様子を楽しみながら色を乗せる姿に驚かされました。一方、筆で元気よく塗ると、蛇がどんどん動きます。その様子を楽しみ、乗せては動かし、遊びながら塗り重ねる子もいました。親子クラスは素材で自由に遊びながら、いつの間にか無作為にできた素敵な作品へと仕上がっていきました。遊んだり、考えたりと、それぞれの向き合い方で線の変化を味わいながら作っていました。気が付くと色とりどり・様々な形の線で構成された、個性豊かな美しい世界観の作品が出来上がっていました。
小学生クラスは風船に毛糸を巻いて、球体のオブジェを作りました。形がどうやって作ったかみんなで考え、導き出してから取り掛かりました。風船を作りたい大きさに膨らませて遊んでから、最後毛糸を外しやすくするために風船にハンドクリームを塗ってたくさんの毛糸とボンドを重ねて作ります。球体に毛糸を巻くというちょっと難しい作業でしたが、子どもたちは手をベタベタにさせつつも色や巻き方にこだわりながら一生懸命作っていました。試行錯誤を重ね、納得するまで作り上げた形から、次回風船を取り出すと一体どうなるのか…?そんなお楽しみを残して活動を終えました。
2023年11月13日 10:00