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活動報告 立体造形 3ページ目

積み木あそび

 全クラス 造形 集団制作 2023年1月1週目
 
積み木を使って四角柱と触れ合いました。個々の制作が1つの空間の中で自然と調和することで、つながりあう心地よさを体感できるよう活動しました。
 
新年1回目の活動は、大きさに秩序のある四角柱の積み木をたくさん使った活動です。今回は「お城」というテーマを決め、みんなで共通のイメージを膨らませていきました。壁面に色々なお城の写真を貼っておくと、部屋の中に入った瞬間から興味津々の子ども達。活動が始まると早速積み木を手に取り、それぞれのイメージに合わせてどんどんと積み木が積まれていきました。
何人かで大きな一つのお城を作ったり、お城が形作られた後も周りに道や池などそれぞれが作りたいものを作ったりしていくと、最後には和風のお城や洋風のお城など、クラスによって個性的なお城がそびえたつ、素敵な積み木の世界がアトリエに広がりました。個々の遊びや制作が、ひとつの空間の中で自然と調和し、つながりあう心地よさを体感できる活動となりました。


 

お菓子と積木でクリスマス

 全クラス 積み木 集団制作 2022年12月3週目
 
先週描いたツリーやつながりのあるものを、積み木を使って表現しました。作品がつながり調和してできた情景を、お菓子のツリーと共に楽しみました。
 
絵本を読んだり、先週までの活動を振り返ったりしたあと、それぞれのイメ―ジを描きました。同じ形の四角柱が組み合わさると、三角のツリーや、三角屋根のお家など、いろいろな形へと変化していきます。子どもたちの手にかかると、あっという間にアトリエが、積み木やテーマで統一された素敵な空間へと彩られていきました。積み木の後は、食べられる四角形を三角のツリーに変身させて、お菓子のツリーも彩りました。準備ができたら、みんなで作った作品を囲み、待ちに待ったおやつの時間。「いただきます。」の声と共に電気が消え、ライトやロウソクがライトアップされると、思わず歓声が上がりました。1つのイメージをもとにみんなの作品が調和してできた、いつもと違うアトリエならではのクリスマスの雰囲気を楽しんでいるようでした。


 

大きなダンボールツリー

 全クラス 造形 集団制作 2022年12月2週目
 
長方形を斜めに切ってできた三角形を組み合わせて、大きなツリーを作りながら、四角と三角の関係性や、皆で大きいものに描く楽しさを体感しました。
 
まずは大きな四角のダンボール板を、スポンジローラーを使って彩色しました。どの子も腕をたくさん動かして、久しぶりの大きな面への彩色を、身体全体を使って楽しんでいるようでした。小学生には最後にツリーに変身させる事を予め伝え、似合う絵の具の色をみんなで決めてから制作しました。
そうして出来たダンボール板に、更にスポンジブラシでいろんな色の飾りをつけていきました。そして四角のダンボールを斜めにカットして三角に変化させて組み合わせていきます。最後に1週目で作ったベニヤのオーナメントを好きな所に飾り付けると、アトリエオリジナルのクリスマスツリーの完成です。
季節感のあるダイナミックな制作を通して、みんなで1つの大きな作品を作り上げる達成感を感じられたようでした。


 

三角から作るオーナメント

 全クラス 造形 個人制作 2022年12月1週目
 
三角形のベニヤ板を切ることでできた形を活かして制作しました。他の素材を組み合わせながらそれぞれのイメージを想像して、形にしていきました。
 
まず始めに登場したのは、正三角形から切り出した、直角二等辺三角形のベニヤ板です。今回はその三角を変身させようということで、糸鋸を使って、親子・幼児クラスは2つに、小学生クラスはそれぞれの角を活かして3つにカットしました。子ども達の切り方によって実に様々な形に変化したベニヤを色々なものに見立て、そこに小さいベニヤ木っ端の飾りをつけてイメージをどんどん膨らませ、更に好きなように色を塗ると、同じ三角から切り出されたとは思えないくらい個性的な作品がたくさん生まれました。少し手数の多い制作でしたが、どの子も最後まで夢中になって取り組む姿がみられました。
自分のイメージしたものを、形にとらわれず自由に表現する力、そして子ども達の発想の豊かさを改めて感じる事のできた活動となりました


 


ロウの円形オブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2022年10月3週目
 
自分で描いた素材を加工し組み合わせて描きます。どんな模様、作品になるかを想像しながら作る工程、素材の変化、作品との出会いを楽しみました。
 
今回は冷やすと固まる不思議な素材、ロウを使った活動です。まずは色のついた液体のロウを、板の上に好きなように垂らしていきました。そして固まったロウを板からはがし、円柱の型に入れて、仕上げのロウを流し込みました。
垂らしたロウが固まる様子を興味深く観察したり、はがしたロウを折る感触を楽しんだり、水や氷を使って作品を冷やす作業を楽しんだり、小学生は色ロウもつかって仕上げのロウを何層にも重ねていったりと、それぞれのクラス・子どもたちにあわせて、さまざまな楽しみ方で活動を進めていきました。
最後に作品が型からスポッとはずれると、子どもたちからは嬉しい歓声があがりました。色々な工程を経て、作品に表れた予想外の模様との出会いにも、また喜びをかんじているようでした。


 

粘土を使った色面構成/ランプシェード

 親子幼児クラス 造形 集団制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年10月2週目
 
長い面に作った線を、みんなで組み合わせて描きます。それぞれ自由に描いた点や線、色や形が調和して、複雑な形が作りだされる様子を体感しました。
 
まずは紙粘土を、導入で読んだ絵本に出てきたへびのたまごに見立てて、その感触を楽しみながら、へびのような紐状に伸ばしたり、色々な形に変身させたりしていきました。そしてその紙粘土を細長いダンボール板に貼っていき、出来たお部屋の中に好きなように色を塗っていきました。今回の制作は工程こそ単純なものでしたが、粘土の貼り方や色の塗り方・選び方などによって、各クラスとても個性が表れた作品が並びました。いつもの自由な色塗りとは対照的な、少し秩序のあるような色面分割の美しさを、子ども達も存分に感じてくれていたようでした。


小学生クラスは、2週目もそれぞれのペースで制作をすすめました。

パーツ作り・彩色・構成という工程を、それぞれ自分のイメージに合わせて考え工夫しながら取り組んでいました。モチーフを決めて表現したり、光が映し出される様子や色あいを意識したり。完成した作品は、同じ素材とは思えない、それぞれの個性が引き立つ、素敵な作品ばかりでした。 毎日忙しい小学生、お休み前のひとときに、自分の作った素敵なランプシェードを灯して、ゆったりとした時間を過ごしてもらえたらと思います。


 

秋色ランプシェード/ランプシェード

 親子幼児クラス 造形 集団・個人制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年10月1週目
 
みんなで描いた作品を使い、個々に平面から立体のオブジェを作りました。面から線、線から面へ、作品を活かし、新たな作品を作ることを経験しました。
 
大きい紙のうえに、みんなで遊びながら描きました。円柱の積み木に赤や黄色、茶色や深緑の絵の具をつけて障子紙の上を転がすと、軌跡で紙がどんどん秋色に染まっていきました。できた紙は破いて遊び、小さくなった紙はまるで落ち葉のようです。集めたり、飛ばしたりして遊んだあと、型に針金入りの紙紐を巻き、周りに気に入った落ち葉の紙を選びながらボンドで貼ると、秋色ランプシェードの完成です。描いたり遊んだり、鑑賞したりと、みんなでちょっと早い秋を満喫しました。


小学生クラスは、いろんな素材を組み合わせ、円柱形のオブジェを作りました。複雑な工程を試行錯誤しながらじっくりと取り組めるように、2週連続使って制作しました。


始めに2週続けて素材の加工から構成、彩色まで、すべて自由に工夫して作れることを伝えて使う材料を見せました。 材料は、土台となるダンボールの四角い板と、装飾するため加工するベニヤ板です。説明の前にシンプルな見本にライトをともして見せると、 制作のイメージが伝わり、創作意欲がわいたようです。必要な工程、何を工夫したら良いかみんなで考えながら伝えたあと、早速制作にかかりました。 それぞれダンボールカッターや電動糸鋸を使いこなしパーツを作り、1週目は終わりました。


 

石膏の布かけオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2022年9月3週目
 
3週目は立体構成、色々な形を貼り合わせて作った作品に、他の素材を加えて変身させました。予想のつかない形へと変化する作品作りを経験しました。
 
まずは複合構成という形のテーマらしく、色々な形や大きさの木っ端を組み合わせ、作品の土台を形作っていきました。様々なイメージを膨らませながら楽しそうに貼り合わせて出来た作品に、今回はもうひと工夫加えていきます。
親子クラスは水遊びの感覚で濡らした布を土台にかけ、そこに石膏液をかけました。幼児・小学生クラスでは、石膏液に直接布を浸し、土台にかけていきました。石膏が硬化した作品に対面した瞬間は、魔法みたいと喜んだり、木っ端の土台とは変わった姿に驚いたりと、様々な反応が見られましたが、最後の色塗りが終わる頃にはどの子も作品にとても愛着が湧いているようでした。   
予想がつかない形へ変化していく制作の経験を経て、予想外の出来事をも楽しむ柔軟な創造力をより高める事の出来た活動になったと思います。


 

ダンボールのオブジェ

 全クラス 造形 集団・個人制作 2022年1月3週目
 
絵具を使い、大きい面にみんなで描くダイナミックな制作を経験しました。平面の四角形から立体の四角柱を作る工程を通し、形の特性を体感しました。
 今回も引き続き、テーマである四角の形のダンボール板を使って活動を行いました。壁面に貼ったダンボール板に描き、アトリエだからこその制作を楽しみました。
まずはダンボールに、黄色の絵の具で線を描いていきます。親子クラスは色々な線をのびのびと描く事を楽しみ、幼児クラスは絵本の中に出てきた「かっくん」の形を意識して四角を描く事に挑戦し、小学生クラスでは四角の形はどのような線で成り立っているか最初に考えてから描いていきました。線を描いた後は他の色で着色し、どの子も体全体を動かしながら大きな面への色塗りを思う存分楽しみました。
最後に壁面からはがしたダンボールを立体に組み立て、中に入ったり積んだりして遊びました。親子クラスから小学生クラスまで、どの子も満足そうな表情で、思い思いに遊びを満喫している様子が印象的でした。



木端のオブジェ/立方体のパズル②

 親子幼児クラス 造形 個人制作/小学生クラス 個人製作 2022年1月2週目
 
積み木あそびの経験を活かし、親子は自由に組み合わせながら1つのオブジェを、幼児は少し複雑な変身するオブジェをじっくり思考しながら制作しました。
 
前回と同じ四角柱の木っ端を使って制作しました。繰り返し形の認識を深めると共に、四角という単純な形が集まり、複雑な表現が出来ていく様子を楽しみました。
親子は大き目の木端に、小さい木端を好きなように貼って、どんどん積み上げていくと大きくなっていく感覚を楽しみながら制作しました。幼児は2つの木端をパタパタ動くように布テープで繋げたものを組み合わせ、変身するオブジェを作りました。 


小学生は、それぞれに試行錯誤しながら、こだわりを形にしていました。
他の作品と触れ合い、それぞれの創意工夫を感心しながら、時間が足りないくらい楽しんでいました。


 

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