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活動報告 料理

紅白まんじゅう

 全クラス 料理 個人制作 2025年2月3週目
 
円柱の素材から球を作る経験を、おまんじゅうを作ることで体感しました。自分で作ったお菓子を囲み、最後はみんなで、美味しく楽しく過ごしました。
 
進級・進学の時期にあわせ、お祝いの気持ちを込めて、紅白のおまんじゅうを作りました。形のテーマに基づく材料は、円柱のさつまいもです。蒸し器にいれて蒸かしている間、おまんじゅうの生地を作ります。生地を、打ち粉とまぶして練りながら、色をつけたり練り込んだり。ベタベタする柔らかい生地をまとめるのは大人でも加減の難しい工程でした。子どもたちは伝えるコツを良く聞きながら、容器や手にくっついて食べる分がなくならないよう一生懸命、気をつけながら作っていました。 
蒸し上がったさつまいもを練ってあんにするため、熱々の状態でむきました。あまりしてない経験に、「熱いよ。無理だ!」などといいながらも、頑張ってむいていました。最後にできた生地に作ったいもあん、用意しておいたあんこを丸め、生地を丸く広げて包み、蒸し器で蒸したら完成です。蓋をあけて大きくふくらんだおまんじゅうが登場すると思わず歓声があがりました。自分で作ったからでしょうか、甘いものが苦手なお子さんも、これは食べられると嬉しそうに食べていました。


 


ごまスティック

 全クラス 料理 個人制作 2024年10月1週目
 
前回、粉石膏を使ったつながりから、食べられる粉を使ってお菓子を作りました。五感を使い、自分で工夫し作ったものを味わうことを経験できるよう活動しました。
 
活動のイメージをつなげることで、制作の想像が広がります。見た目が似ている小麦粉を使い、食べられるヘビくんを描きました。粘土あそびの感じでたまごを作り、できたたまごをコロコロ、もにょもにょと動かしていると、にょろにょろ…。太へビ細ヘビちびヘビと、それぞれの手の中から個性豊かなヘビさんが誕生しました。
小学生クラスは基本の味で作ったあと、チョコやナッツやドライフルーツ、青のりや粉チーズなど20種類位の食材から好きなものを選んで好きな味のスティックも作りました。美味しい味をめざしたり、ミステリーな組み合わせに挑戦したりと、楽しそうにどんな味になるか想像し、組み合わせを考えながら作っていました。
簡単で美味しい、ハロウィンにお家でも作ろうかなと嬉しい声も聞けました。お菓子作り、自分で作ったものを食べる楽しさを味わってくれたようでした。


 


ワンタンスープ

 全クラス 料理 個人制作 2024年7月2週目
 
いろいろな工程を経験しながら、いろいろな食材を組み合わせてひとつの料理ができること、作ったものをみんなと一緒に食べる楽しさを体感しました。
 
先週積み木で作った三角形を、食材を使って模りました。「三角の食べ物は何がある?」サンドウィッチ・おにぎり・ケーキなどの意見が出るなか、何かなと完成を楽しみに、ワクワクしながら調理が始まりました。
粉をこねたり、伸ばしたり。粘土遊びのように感触を味わいながら作りました。
中に入れる具は、どんな素材でできているかわかるように味見をしながら作ります。野菜は、自分たちで包丁で切って加えました。麺棒で生地をのばして4等分。作った具をのせ半分に包むと、三角ワンタンのできあがりです。それぞれ熱々の鍋に入れて、ドキドキしながら自分で茹でて、スープに入れていただきました。どの子も自分で作ったものをみんなでいただくという喜びを感じてくれたようです。美味しかったはもちろん、保護者にごちそうしてあげた子も、満足そうな表情が印象的でした。


 


かぼちゃのマフィン

 全クラス 料理 個人制作 2024年5月2週目
 
円柱のかぼちゃを使い、工程のひとつひとつを楽しみながら調理し、円柱のマフィンを作りました。自分で作ったものを食べる楽しさを体感しました。
 
料理は五感の一つである、味覚で体感できる活動です。はじめにかぼちゃを布にくるんだものを触り、何の素材の感触から想像してから始めました。出てきたかぼちゃを、いろいろな器具や素材を使って料理します。マッシャーでつぶしたり、ゴムベラで混ぜたり、粉ふるいで小麦粉をふるって入れたり…。素材の味を確かめながら加えていきました。最後にできた生地を2つのカップにスプーンで分けて入れて、オーブンで焼きました。焼きあがるまでは、前回の活動で素材に使った空き缶を積んだり転がしたりと、自由に遊びました。マフィンが焼けると、遊んでいるうちに大きくふっくらと焼きあがったマフィンの変身にみんな驚き喜びです。早速できたてをみんなで食べました。自分で作ったものを、保護者の方にも食べてもらい、「おいしいね」と話す笑顔をたくさん見ることができました。


 


もち米しゅうまい

全クラス 料理 個人制作 2024年2月3週目
 
球体を作ることにより、形の特性を感じる事ができます。年度最後に春らしいメニューの球を、食材を使って模り、みんなで楽しくいただきました。
 
球ができたら、この洋服着せるよと、始めに皮にする白とピンクの色をしたもち米を見せました。生のまま味見をしてみるとあまり美味しくありませんでしたが、何ができるのかと興味津々、料理への意欲を膨らませることが出来たようでした。

球の中身はお肉です。ひき肉の中に自分で包丁を使って切ったしいたけやしょうが、それから玉ねぎや調味料を入れて中身の餡を作っていきます。切りにくい食材でしたが、みんなだからこそ、自分で気をつけながら丁寧に切っていました。調味料は、味の調和を感じられるよう、ひとつ一つ味見をしてから加えました。
中身が出来たらいよいよ球の登場です。スプーンと容器で巧みにまるめ、球を作っていきました。出来上がったお肉のボールは最初に登場したもち米の中に入れ、その中でもまたころころ転がすと、周りにもち米がついていきました。球を作り、その球の性質である転がることを利用して調理することによって自然と球の特性が体感できたのではないかと思います。蒸篭から熱々のしゅうまいが登場すると思わず歓声があがり、自分の作ったものを食べる喜びを感じている子どもたちの顔はとても幸せそうでした。形を体感できる一つの方法として、料理の活動はとても有効的であると思います。ご家庭でもぜひ取り入れて頂きたいと思います。


 


三角サブレ―

 全クラス 料理 積み木 個人集団制作 2023年12月3週目
 
先週と同じ形の三角形を、食材を使って描きました。形を模ることで、形状を感じます。みんなで描いた作品を囲んで、和やかな時間を過ごしました。
 
毎年12月最後の活動は、少しずつ趣向を変えながらこの季節ならではの雰囲気を楽しむ活動を行っています。以前からいるお子さんたちは、今年は何かな?と楽しみにしてくれているようです。今日は食べられる三角のお菓子を作ることを話すと、食べられる三角と聞いて、何だろうと嬉しそうな笑顔でお菓子作りが始まりました。
感触や素材の変化を感じながら作った生地を、型を使い粘土遊びの感覚で三角を模りました。クッキーを焼いている間は積木遊びです。親子は自由に、幼児小学生クラスは三角形をテーマに、四角積み木から壁面に大きなツリーや教会など、自分のイメージを組み立てていきました。短時間での制作でしたが、子どもたちの手にかかるとあっという間にアトリエが素敵な空間に変身しました。みんなの作品からなるアトリエならではのクリスマスのような雰囲気を楽しんでいただけたのではと思います。


 


食材のコラージュ

 全クラス 料理 個人制作 2023年10月3週目
 
先週までの経験した制作の素材を食材に置き換え、調和のとれた味を描きました。材料や作る工程や変化を一つ一つじっくりと楽しみながら作りました。
 
料理の活動は、自分で作ったものを味わう経験ができる活動です。「今日はお皿を作って、この間みたいにいろいろのせて、お皿ごと食べちゃう料理です。」そんな投げかけに子どもたちは、食べられるお皿って何かな、ホントに食べられるのかなと、想像を膨らませながら、混ぜたりこねたり粘土遊びの感覚で生地つくりを始めました。
生地を寝かしている間は、ピザのトッピングをカットしました。包丁は危ないと怖いと感じる道具だからこそ、どの子も自分で気をつけ工夫しながら切っていました。 
その間に、生地はびっくりするほど、大きくふわふわになりました。生地を好きな形に伸ばし、ソースに切ったトッピング、チーズをのせて焼いたらピザパーティーの始まりです。自分で作ったからでしょうか「いつもは食べられないけど、今日は美味しい!」。そんな嬉しい声も聞けました。


  


寒天ゼリー

 全クラス 料理 個人制作 2023年6月2週目
 
料理は作るだけでなく、作品を食べる楽しさを体験できます。制作素材を食材に替えて、素材の変化を楽しみながら、季節感のあるお菓子を作りました。
 
2種類のジュースを使って描く寒天ゼリーを、テーマである四角柱の棒寒天を使い、四角い型で作りました。久ぶりや始めての活動というだけでなく、経験のある子も、なじみのない食材を使うことで、想像が広がったようでした。
親子は作っておいたゼリーを包丁で小さく切って型に入れ、違う味で作ったゼリーを流し込んで固め、自分で切った模様の見えるゼリーを作りました。
幼児と小学生は、固めたぶどうゼリーを包丁で対角線に切って直角二等辺三角形を作り2つの型に入れて、りんごゼリーを隙間に流し入れて作りました。
固まるのを待って、お皿に開けて完成です。型から取り出した瞬間、おもわずみんなの歓声があがり、それぞれ2色の形で織り成す、素敵な模様のゼリーができました。「また作りたい。」と嬉しい声が響いていました。


 


お菓子と積木でクリスマス

 全クラス 積み木 集団制作 2022年12月3週目
 
先週描いたツリーやつながりのあるものを、積み木を使って表現しました。作品がつながり調和してできた情景を、お菓子のツリーと共に楽しみました。
 
絵本を読んだり、先週までの活動を振り返ったりしたあと、それぞれのイメ―ジを描きました。同じ形の四角柱が組み合わさると、三角のツリーや、三角屋根のお家など、いろいろな形へと変化していきます。子どもたちの手にかかると、あっという間にアトリエが、積み木やテーマで統一された素敵な空間へと彩られていきました。積み木の後は、食べられる四角形を三角のツリーに変身させて、お菓子のツリーも彩りました。準備ができたら、みんなで作った作品を囲み、待ちに待ったおやつの時間。「いただきます。」の声と共に電気が消え、ライトやロウソクがライトアップされると、思わず歓声が上がりました。1つのイメージをもとにみんなの作品が調和してできた、いつもと違うアトリエならではのクリスマスの雰囲気を楽しんでいるようでした。


 

小籠包

 料理 2020年2月3週目
 
今年度最後の活動は、球を作る経験をしながら小籠包を作りました。最後は自分たちで作った料理を囲み、みんなで美味しく楽しい時間を過ごしました。
 
始めにボールを見せながら「今日は大きいこんなまるいコロコロを作ってパックンいただきます!」「たべちゃうの?なんだろう?」そんなやり取りをしながら素材の粉を取り出して料理の活動が始まりました。でてきたのはブツブツした白い粉、触ってなめて確かめました。その正体は白玉粉です。お水をかけるとふわっと溶けて、サラサラに変化する様子を不思議そうに感じていました。小麦粉と強力粉に加え、ごま油の入ったお湯を入れて混ぜたあと、手を使ってまとめてこねて丸めました。匂いを嗅いだり味見をしたりして素材を感じ1つひとつの工程をそれぞれ工夫しながら、捏ねて丸めて初めに見た球の形を作っていました。
「このまま食べるの?」と心配そうな子どもたちに、作った球は形を変えてこれから作ったものを入れると伝え材料を見せました。「わかった皮にするんだ。あれだ!」「なんだろう?」とまた想像が膨らんできたみんなに小籠包作ることを伝え、今度は完成をイメージしながら具を作りました。親子はしいたけ、それに加え幼児は長ネギ、小学生は豚バラ肉をみじん切りにしました。切りにくい材料を初めての子も、親子の子どもたちもドキドキ見守る大人の心配をよそに、自分で切ることに挑戦し、上手にそれぞれ好みの形に切っていました。切った具材は味つけをして、先ほどの生地を丸くのばして包み、蒸し器に入れて蒸しました。


蒸してる間はひと遊び。坂を作って遊んでいると先週小学生が作ってくれたコリントボードの登場です。
 
「こんなの作れるのすごいね。やりたい!」と感心しながら夢中で球の転がる様子を楽しんでいました。 
蒸し器の蓋をあけて小籠包が登場すると思わず歓声があがりました。自分で作ったからでしょうか、苦手といっていたお子さんも、これなら食べられると嬉しそうに食べていました。美味しそうに食べているみんなの様子から、自分で作ったものを食べる楽しさを感じてくれたのではないかと思います。  


 

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