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HOME > 活動報告 > アーカイブ > 毎月の活動 > 15ページ目
活動報告 毎月の活動 15ページ目
杏仁豆腐
料理 個人制作 2019年6月2週目
四角い棒寒天を使って、今の季節に合ったお菓子、杏仁豆腐を作りました。
素材の感触や変化を感じながら、実験感覚で料理の活動を楽しんでみました。
はじめになんでも箱を通すと四角になっちゃう『かっくんこ』という絵本を読んで、活動のイメージを伝えました。「今日のお料理は、かっくんこ!」と素材の棒寒天を見せました。あまりなじみのない素材に子どもたちは興味を示して触ったり、かじったりしながら考えていました。そこに水につけておいた柔らかくなったものを見せるとさらに好奇心が広がったようでした。「なんだろう?」と想像しながら寒天を小さくちぎって水の入ったお鍋に入れました。冷たくて、ぐにゃぐにゃしているのを嬉しそうに触る子やドキドキしながら触る子など、それぞれに素材を感じいろんな反応をしながらちぎっていました。
できたお鍋を、良く見ていないと変身しちゃうかもと伝えて火にかけると、だんだんと湯気がでてきてお水が動きだしました。焦げちゃうかもと心配する子もいて、美味しくできるよう協力しながら混ぜました。混ぜることに集中していたので、少ししていつの間にか入れたはずの寒天がいなくなっていることに気づきました。幼児や親子クラスの子は不思議そうに、溶けたとわかる小学生もマジックだと楽しんでいました。
寒天を煮詰めている間に、他の材料を味見しながら1人ずつ混ぜあわせてお鍋にいれてまた混ぜて、できたものを型に入れて氷水で冷やして固め、型からそっとはずします。液体を入れたはずの流し型から固体の杏仁豆腐を取り出すときは、何度も経験していてもドキドキする瞬間です。子どもたちも真剣なまなざしで見つめ、固まった杏仁豆腐がでてくると、歓声が沸きました。杏仁霜や牛乳、練乳など美味しい、苦手と味やにおいの感じ方はそれぞれ違いましたが、美味しいかっくんこを作ろうという気持ちは同じで、固体が液体、液体が固体へと素材の変化を興味深く味わいながら、1つ1つの工程を丁寧に取り組んでいました。


2019年6月17日 10:00
木端の塔
造形 個人制作 2019年6月1週目
前回集団で取り組んだ積み木あそびの経験を、今回は木端を使いそれぞれ自由に制作しました。単純な形の組み合わせから多様な作品ができました。
親子幼児クラスは、最初に木端で遊びました。素材を見せると「積み木だ!」という声が瞬間あがりましたが、すぐに形がそれぞれ違うことに気づきました。色々な木端のセットの中から1つ好きなものを選び、遊んでいいことを話すと「沢山あって迷っちゃうなあ」と悩みながらも、楽しそうに選んでいる姿が印象的でした。ひたすら縦に積む子、大きい順に横に並べる子、沢山の木端を組み合わせて大きな四角を作る子、具象的な形を作る子、見立て遊びをする子など、それぞれが色々な楽しみ方をして遊んでいました。
続いて「木端のおうちに集めて持って帰っちゃおう」と、大きな角柱のついた板の土台を見せると、板の上の大きな角柱の上や周りに、先程のいろいろな木端を乗せたり横に並べたりし始めました。そうして遊びを楽しんでいるうちに、土台の大きな角柱が軸となって、いつのまにか立体的な形ができていきました。さらに彩色もできることを伝えると、子どもたちは早く塗りたくて仕方がないという様子で絵の具を取りに行き、それぞれ好きな色を自由に彩色し、個性豊か作品ができあがりました。
小学生クラスは、経験を活かし自由に作品づくりができるよう、木端や大きな土台となる角柱も、1つ1つすべて自分で選びました。
作りたい形をイメージしている人が多かったため、四角だけを使って想像する形を作り上げるのに、色々な木端を物色して大きさや形や安定性などを確かめ、組み合わせてみてはこわしてと繰り返しながら、四角い素材とじっくり向き合っているようでした。完成した作品は、四角だけで構成された作品であるという点は共通していても、それぞれの個性が前面に押し出されたものとなりました。
どのクラスも、遊びや試行錯誤などといった、それぞれに合ったやり方を通じて、四角という形の特性を感じながらじっくりと作品づくりを楽しんでいたようでした。


2019年6月10日 10:00
積み木あそび
造形 集団制作 2019年5月3週目
円柱と四角柱をつなぐ活動です。円柱素材と積み木を組み合わせて作ることで、形のつながりを感じながら、みんなで1つの調和した世界を作りました。
円柱と四角柱をつなぐ活動です。円柱素材と積み木を組み合わせて作ることで、形のつながりを感じながら、みんなで1つの調和した世界を作りました。
親子・幼児クラスは円柱の筒と積み木を合わせて制作しました。親子クラスは、予め設定しておいた角材の長い道の途中に筒を置き、円柱の周りに積み木を積んでその上に板を乗せトンネルを作りました。子どもたちはトンネルをくぐったり、トンネルの上にも積み木を積んだり、思い思いに積み木あそびを楽しんだようでした。道の終わりには積み木をつなげた円形の池も作り、最後に作品にビーズを流しました。子どもたちもキラキラした表情でビーズを流し、ビーズのトンネル道を飽きることなく何度も通っていました。
幼児クラスは、はじめに家を作る絵本を読んだ後、木材に見立て大きな円柱の筒を運んできました。子どもたちはすぐ飛びつき、円柱に乗ったり穴を覗いたりと遊びだしました。そのうち「家の柱になるかも」と声があがり、「積み木で柱を強くしよう」と自発的に柱の周りに積み木を積んでいきました。「壁が作りたい」「お庭が欲しい」「屋根裏部屋を作ろう!」など、家の上から周りまでそれぞれのイメージで自由に作っているうちに、自然と絵本の世界から飛び出してきたような自由なお家ができていきました。
小学生は、前回おなじみの穴あきのもいもいを使い、遊べる作品を作りました。
穴の中にビーズを流すと、子どもたちは遊びたい!と盛り上がり、同時にみんなで遊ぶには滑り台の支えを積み木で作ることに気づき、どこに支えを作ればいいかみんなで考え、各自支えやゴールを作りはじめました。丈夫に積みあげたり、こだわりの形を追求したりして出来たコースに、最後にもいもいを乗せるときはみんな緊張感漂う表情でしたが、上手く架かると、待っていましたとばかりにビーズをもらい、時間も忘れて遊んでいました。
どのクラスも、沢山の単純な同じ形の積み木の組み合わせから、複雑で大きな作品ができあがりました。1人では得ることのできない達成感、つながりあう心地よさを体感できたと思いました。


2019年5月27日 10:00
円柱もいもいオブジェ
造形 個人制作 2019年5月2週目
感触や形状が、ニョッキと似ている発泡素材を組み合わせて制作しました。自由な発想で組み合わせて、多様な形が表現できる楽しさを体感しました。
はじめに「もいもい」という言葉が印象的な不思議な絵本を読んだ後、円柱状の白くて柔らかい素材を見せました。「もいもい」という言葉とでてきた素材の雰囲気が不思議とマッチしているからか、その後この素材はアトリエでは「もいもい」という呼称でみんなに浸透していました。いくつかのもいもいを登場させると、子どもたちはすぐに組み合わせたりし始めたので、それぞれに沢山渡し、まずは素材で遊びました。積み上げたり、転がしたり、武器にして戦ったりと自由に遊んでいました。穴の空いたもいもいもあり、組み合わせると繋げられることに気がつくと、黙々と組み合わせを楽しむ子もいました。「ボンドを使えば好きなところを合体出来るよ」と伝えると、子どもたちはさらに自由に形を作っていきました。
親子は貼りやすいよう、正方形のスチレンペーパーも使い、もいもいを自由に置いてボンドで貼りつけながら作りました。
小学生は自分で必要な大きさにできるように長いもいもいを渡し、糸鋸でそれぞれ好きなようにカットしました。中には穴あきもいもいの一部分だけを切って組み合わせ方の幅を広げたり、透けるくらい薄くスライスしたり、大根のかつらむきのようにカットして作品に使う子もいました。
形が出来てくると、「色を塗りたい」と子どもたちから自然に求められることが多く、絵の具を見せると待っていましたと言わんばかりの反応も見られました。
今回はもいもいの雰囲気に合わせて透明で発色が鮮やかなカラーインクで彩色しました。赤、青、黄、白の4色だけしかありませんでしたが、みんな自分で好きな色を混ぜて新しい色を作って塗っていました。カラーインクが混ざるのが綺麗だからか、塗ると表面の皺の模様が出るのが面白いからか、いつもよりじっくり塗る子が多かったように感じられました。
そうして終わりの頃にはどこかファンシーな雰囲気の個性豊かな作品が出来上がっていました。


2019年5月20日 10:00
じゃがいものニョッキ
料理 個人制作 2019年5月1週目
今の時期にでまわる新じゃがを使って作りました。
素材の感触、変化を感じながら、自分たちで工夫して作ったものを味わう楽しさを経験しました。
形つくりの材料に食材を使い、粘土あそびの感覚でニョッキを作りました。
親子クラスと幼児クラスは、イメージつくりのために、じゃがいものでてくる絵本を読んだあと、じゃがいもを取り出して見せました。
小学生クラスはまず、何でできているかを想像してお料理をする経験のため、茹でただけのニョッキを味見してみました。ちょっと難しいかなと思いましたが、「これは小麦粉だね。」「じゃがいもの味がする。」「あわせるのには卵かな?」と見事に当てていました。
「今日はこんな形にするお料理だよ。」遊びや制作に使う形状の似ている素材を見せて伝えたあと、みんなでじゃがいもを洗い、水に入れて茹でました。
じゃがいもを茹でている間、親子と幼児は次週の活動の導入として、先ほど見せたニョッキ、ではなく来週制作に使うもいもいで遊びました。
小学生は、ニョッキにかけるトマトソースを作りました。材料と工程を説明しただけなのに最後の味の調整まで、みんなで考え協力して作り上げたのには感心させられました。
じゃがいもが茹ったところで、ニョッキ作りです。皮をむいてマッシャーでつぶしました。冷めるとなめらかでおいしい食感にならないので、みんな頑張ってアツアツに茹ったじゃがいもを取り上げて、ドキドキしながら皮をむいて、丁寧につぶしていました。
次にできたおいもに粉と卵を混ぜ、まな板の上で転がしながら伸ばして包丁で切ると、円柱ニョッキのできあがりです。それぞれ感触を楽しんだり、太さや形にこだわったりしながら作っていました。
最後にできたニョキをみんなでお湯に入れて茹でたあと、それぞれ好きな味でいただきました。バターやトマトソースだけなく、砂糖や塩コショウををかけたり、そのままで味わったりと、似合う味を工夫して食べている子もいました。
自分で作ったものをみんなで味わったり、食べてもらったりする心地よさを感じてくれたと思います。


2019年5月13日 10:00
円柱の描画
造形 集団制作 2019年4月3週目
円柱に絵の具をつけて描いてみました。みんなで描くことで、個々の色が重なりあい、1人では作れない調和のとれた作品ができることを体験しました。
親子・幼児は、初めにだるまさんが出てくる絵本を読んで、だるまさんに見立てながら円柱積み木を取り出しました。みんなにも渡すと子どもたちはさっそく坂から転がしたり細長い紙管に入れてみたりとそれぞれ遊び始めました。しばらく遊んだ後に大きな紙管を出して見せると子どもたちは驚きつつも興味津々な様子で、転がしたり中に入ってみたり上に乗ってみたりと工夫しながら、全身を使って遊んでいました。
そこに隙間テープを出して「このヘビをお家へ帰してあげよう」と遊んでいた大きな紙管に貼り付けてみせると、みんな新しい素材の登場を喜んで積極的に貼りはじめました。全部お家に帰せた後「ヘビにジュースをあげよう」と絵の具をヘビに塗って、白い紙の上に転がして跡をつけました。幼児はみんなで転がし合い、親子は坂から転がしました。たくさん転がして遊んだ紙には不思議な模様が出来上がっていました。
小学生は、最初に円柱積み木を見せて転がして遊びました。
おもいっきり円柱の動きを楽しんだあとに、同じ円柱に包帯を巻いたものを見せ、絵の具をつけて紙の上で転がしたらどうなるだろう?と話し合い、みんなで障子紙を敷いてやってみました。
転がしたり回したり、動かし方でいろんな跡がつきました。しばらく遊んだ後に、いろんな素材を貼ったスタンプローラーをコロコロ登場させると、すぐに子どもたちは興味を示し、さっそく作りはじめした。自分で好きな形にハサミで切って透明なシートに貼っていきました。
それをいつものローラーに巻きつけて両面テープで固定すると特製のスタンプローラーに変身しました。その時の先ほどとは打って変わって黙々と自分のローラーを作る子どもたちの様子が印象的でした。
全員出来たらさっきの障子紙にコロコロと模様を重ねていきました。それぞれが作った形が複雑に重なって新しい大きな模様が出来上がりました。
2019年4月22日 10:00
空き缶のオブジェ
造形 個人制作 2019年4月2週目
身近にある円柱の素材・空き缶を使って、遊んだり形状に触れながら作品を作ったりすることで、形の特性を感じながら、太鼓のオブジェを作りました。
アトリエの活動は、親子クラスから小学生クラスまで、同じ素材や題材で制作することが良くあります。
今回も同じ空き缶を使い、導入や素材の種類、提案など、それぞれの時期に合わせた内容で活動しました。
親子クラスは初めに沢山の素材を使っていっぱい遊んでから作りました。子どもたちの手にかかると空き缶は電車になったり、お家なったり。円柱の坂道から空き缶を転がしたり、立てて並べてみたりとお家の方の共感も手伝って子どもたちのイメージに合わせてドンドンと遊びが広がっていきました。遊んだあとは、白い大きな缶に、粘土を貼ったり、色を塗ったりと興味を持ったことに取り組ながら、太鼓を作りました。
幼児クラスも初めは空き缶で遊びました。遊んでいるところにバチを出してたたいて見せると、「今日も太鼓だ。」「今日の太鼓はお家に持って帰れるよ。」と伝えるとどの子も嬉しそうに、制作に入りました。幼児は2つの缶をつなげて粘土で覆い色を塗って、1つの太鼓を作りました。手数の多い制作でしたが、太鼓
を作るというイメージをしっかり意識し、一つ一つの工程に夢中になって取り組み作品を作り上げました。
小学生クラスはたたいたり、組み合わせてみたりしながら好きな缶をいくつか選んで作りました。太鼓にこだわらずいろんな缶のオブジェができていました。「缶を使って、こんな素敵なものができるんだね。普段お家にあるのも取っておいて作ろうかな。」と嬉しい感想も聞けました。日常身近にある素材から、自分の納得のいく作品作りができる良い経験となったようです。子どもたちの粘土を貼る風合いや下塗りとリキテックスでの彩色により、どのクラスも素敵なオブジェができあがっていました。


2019年4月15日 10:00
球の描画
親子・幼児クラス 造形 集団制作/小学生クラス 造形 個人制作 2019年4月1週目
球を使って描きました。同じ球でも使い方によって、できる模様が異なります。親子幼児は遊びを通して、小学生は1人でその様子を体感しました。
親子クラスと幼児クラスは、まりの絵本を読んだ後、ボールをとりだしました。まるで絵本からでてきたようなボールを見て、嬉しそうな笑顔でとびつき、遊び始めました。投げたり坂や雨どいから転がしたり、それぞれの遊び方で球を感じたあと、最後にたらいでボールを受けて、その音を楽しみました。ボールの種類や量、勢いなどによって音色が変わる様子を探求しながら、互いに工夫しあって転がしていました。
もっといい音ならそうと、同じボールで作ったバチを配り、今度はたたいて遊びました。いろんなところをたたいて遊んだあとは、バチに絵の具をつけて画用紙付きの太鼓での演奏会!みんなで遊んでいるうちに色とりどりの円ができ、先月の作品の上に飾ると2つ球の足跡が組み合わさった大きな作品ができました。
小学生クラスは先月の活動を振り返り、今日はどの球体で遊びたいかみんなに相談してから始めました。どれも遊びたくて決まらず、全部混ぜて遊んだり場所ごとにボールの種類を分けたりと、それぞれクラスでルールを決め、新学期の緊張を発散するかのように思いっきりボールの動きを楽しんでいるようでした。
しばらく遊び、そろそろ何か作りたいという子もでてきたので、今度はその球を使い、それぞれ自由に描いてみました。先月の活動での経験をもとにたたいたり、転がしたり、自分の好きな色作りを追求しながらスタンプしたりしながら、色を重ねていきました。いつもながらですが、同じボールと絵の具から、こんなにもいろんな表現ができるのかと、子どもたちそれぞれの感性の豊かさを感じる沢山の作品ができました。


2019年4月 8日 10:00
球の描画
造形 集団制作 2019年3月3週目
ボールに絵の具をつけて転がし、描いてみました。みんなで作ることや、思いっきり体を使って遊びながら描く面白さを感じられるように活動しました。
まず「おおきい・ちいさい」の言葉が出てくる絵本を読み、そして1週目の小さい木のビーズ・2週目の少し大きいスチロールの球を見せ、大きさや素材の違いなどを再確認してから、今週の遊びに臨みました。
親子と幼児はゴム素材のキャンディーボールで遊びました。前回の球体よりも大きく、はねるボールを、投げたり蹴ったり、また子どもたち自身がボールになったように一緒に跳ねまわり全力で遊んでいました。その後に「もっと大きいボールがきたよ!」とボディーボールを出しました。かなり大きいボールに中には驚いてしまう子もいましたが、上に乗ってみたり転がして一緒に走ったりと全身を使って遊びました。その後はラップの洋服を着た大きいボディーボールに、絵の具で色を着けてあげ、大きな紙の上でお散歩 させて遊びました。全身絵の具まみれになりながらボールをたくさん転がしました。クラスのイメージや子どもたちの希望に合わせた色を3~4色、何度か塗ってころがしたので、いろんな色とラップのしわの模様の不思議な軌跡がたくさん重なった、とても迫力ある作品が出来上がりました。
小学生はゴムで出来たママボールを使い、チームに分かれて転がして遊べるコースを相談しながら作りました。ボックスや、絵画で使用するイーゼルを支えにして雨どいのコースを組み立てます。
途中でコースアウトせずにゴールまでボールが転がるコースを作るのはなかなか難しく、子どもたちは話し合って雨どいをおさえておく子・テープで貼り合わせる子など、それぞれに役割分担をしながら作っていました。最後に出来たコースに絵の具をつけたママボールを転がし、ゴールに敷いてある画用紙に軌跡をつけました。始めに絵の具をつけたボールがゴールに到達した時には自然と歓声があがり、子どもたちはみんなで協力して一つのものを作り上げた達成感を十分に感じられた様子でした。


2019年3月25日 10:00
発砲スチロール球のオブジェ
造形 個人制作 2019年3月2週目
たくさんの素材で遊んだあと、色をつけて組み合わせ、作品を作りました。
単純な形の球体から、色の違いや組み合わせ方で多様な作品へ変化しました。
今回の球は発泡スチロール球です。絵本を読んだ後に登場させ、実際に触れてみながら前回のビーズとの触り心地や硬さなどの違いを体感しました。その後に一人ひとつずつの球で遊び、更に数を徐々に増やしながら、坂や雨どい・紙管などを使って転がして遊びました。転がして遊ぶ中で「この前のコロコロと音が違うね」「大きいのに軽いね。」などと、前回との違いを自分で気付く様子も見られました。
夢中になって遊んでいる中に色つきの球を転がして見せ、「今日はこの球に色を塗ってみよう」と声掛けしてみると、待っていましたとばかりに、子どもたちは喜びと期待でいっぱいの表情になったようでした。
今回はいつものように筆を使うのではなく、より球の形を体感できるように手で塗りました。
手のひらに絵の具をのせて、球を両手でコロコロさせるとあっという間に色がついていきます。一色ずついろんな色を試したり、色混ぜを楽しんだりしながら、沢山ある球はあっという間にカラフルに染まっていきました。
そして最後に、色を着けた球を合体させました。好きな場所に下穴をあけ、色のついた竹串にボンドをつけて接続しながら、自分の好きな形を作り上げていきました。小学生には針金という選択肢も用意し、直線の竹串か、曲線の針金か、自分が作りたい作品のイメージに合わせて素材選びをしました。
一つひとつは単純な形の球ですが、それぞれのやり方によって個性的な作品がたくさん出来上がりました。こちらの予想以上に色々な作品が出来上がり、子ども達の力を改めて知らされる活動となりました。


2019年3月18日 10:00