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活動報告 毎月の活動 2ページ目

遊びながら描く

 小学生クラス 造形 集団・個人制作 2024年11月1週目
 
遊びながら描くことや、作品を自分のイメージでアレンジしながら描く経験ができるよう、小学生は点と点をつなぎ、線を組み合わせて三角を見つけていく「陣取りゲーム」をしながら三角模様を描きました。
 
いつもと違う活動の展開に、それぞれ頭を使い、線をつなげて三角ができていくことを、体感できた様子でした。ゲームの後は作品をみんなで分け、描かれていた線を活かし書き足してから彩色しました。きれいに色面分割して塗ったり、出来た三角を何かに見立てた作品を作ったりと、それぞれの三角が美しい作品へと仕上がっていきました。


 



線で描くインスタレーションアート

 親子・幼児クラス 造形 集団制作 2024年10月3週目
 
今週はスポーツの秋!? みんながそれぞれ遊びながら描いた線が交わり、つながりあってアトリエいっぱいに描かれる様子を全身で体感しました。
 
インスタレーションは、空間全体が作品となり、その作品に入り込み、制作工程や作品を全身で体感ながら創造し変化させて描けます。自由に遊びながら線をつなぎ、大きい空間を描くこと、作品で遊んだり鑑賞したりすることを経験しました。親子と幼児はゴムの線をと毛糸を張り巡らせ描きました。毛糸玉を投げたり通したりしているうちに、どんどん毛糸がゴムに絡んでいき、最後には部屋全体が、様々な色の線で構成された大きな毛糸のオブジェになりました。描いた素材を収穫し、筆を作って描くことも楽しみました。


 


小学生:線で描くインスタレーションアート

 小学生クラス 造形 集団制作 2024年10月3週目
 
小学生は蜘蛛の巣のイメージでビニールテープを貼り廻られて描きました。
 
巣に引っかからないようにしながら、あっちにもこっちにもクモの糸を張るのに大忙し。アイディアを共有しながら、制作を進めていました。迷路のような作品から自然とゲーム遊びが展開し、終わりの時間には「え~もう終わり?」と惜しみながらも、「あー楽しかった!またやりたい!」と満足そうでした。

 


ベニヤで描くオリジナルミラー

 全クラス 造形 個人制作 2024年10月2週目
 
不思議な雰囲気の絵本の導入、素材の形からイメージを広げ制作しました。それぞれある素材の中で組み合わせを考え、自分の好きな形を表現しました。
 
「BOO!」という言葉だけのおばけがでてくる絵本から取り出したように制作の土台を見せました。親子はのぞいて楽しめる穴の開いた形、幼児は形から想像が広がるよう、シンプルな形、小学生は自分のイメージで切って好きな形を作れる板と、クラスに合わせた土台です。いろいろな形のベニヤ板のパーツを選んで貼り合わせて、好きな形を描きました。鏡でしょ。と映るのはわかっているはずなのに、「できたら魔法がかかるかな?」とワクワクした様子で取り組んでいました。最後に、鏡の保護シートをはがしたりして完成です。「BOO!」どんなふうにできたかな?ドキドキしながら鏡をのぞき込み、自分の姿が映るとみんなの顔から思わず笑みがこぼれました。何度ものぞき込んだり、お家の方に嬉しそうに見せたりしている表情がとても印象的でした。


 


ごまスティック

 全クラス 料理 個人制作 2024年10月1週目
 
前回、粉石膏を使ったつながりから、食べられる粉を使ってお菓子を作りました。五感を使い、自分で工夫し作ったものを味わうことを経験できるよう活動しました。
 
活動のイメージをつなげることで、制作の想像が広がります。見た目が似ている小麦粉を使い、食べられるヘビくんを描きました。粘土あそびの感じでたまごを作り、できたたまごをコロコロ、もにょもにょと動かしていると、にょろにょろ…。太へビ細ヘビちびヘビと、それぞれの手の中から個性豊かなヘビさんが誕生しました。
小学生クラスは基本の味で作ったあと、チョコやナッツやドライフルーツ、青のりや粉チーズなど20種類位の食材から好きなものを選んで好きな味のスティックも作りました。美味しい味をめざしたり、ミステリーな組み合わせに挑戦したりと、楽しそうにどんな味になるか想像し、組み合わせを考えながら作っていました。
簡単で美味しい、ハロウィンにお家でも作ろうかなと嬉しい声も聞けました。お菓子作り、自分で作ったものを食べる楽しさを味わってくれたようでした。


 


スポンジと石膏のオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2024年9月3週目
 
スポンジ素材に石膏を合わせることで、いろんな形を作ることができます。もとの感触から予想のつかない素材の変化、形作りの面白さを経験しました。
 
フワフワのスポンジに石膏をあわせることで、あたらしい質感や形に変化します。どんなものができるのか、好きな形を描けるか、創造しながら実験感覚で描く作品作りを楽しめるよう活動しました。今回も素材の変化、また同じ形状での違いを感じられるよう、前回のたこ糸と今回のスポンジを合わせて遊んでから制作開始です。
 遊びの流れからスポンジへびに色ジューズや石膏ご飯を食べさせたり、作った形が気に入っているクラスは、完成のイメージを伝えてから挑戦したり、子どもたちの興味関心にあわせて、制作しました。小学生は、四角いスポンジを描く形に合わせて切る所からやりました。螺旋状に切る子も居れば、自由な曲線に切ってみる子など、それぞれの個性が表れていました。最後のスポンジ石膏を土台から取り出す作業はドキドキです。どの子も壊れないようにと気をつけながら、取り出した完成作品を持った時の笑顔から、喜びもひとしおという想いが伝わってくるようでした。


 


アルミホイルレリーフ

 全クラス 造形 個人制作 2024年9月2週目
 
身近な素材を組み合わせて描きました。素材を組み合わせていくことで、模様が変化し、新たに描かれた作品との出会いを楽しめるよう活動しました。
 
アルミホイルを使い、メタリック素材の風合いを活かした作品を作りました。一本の線は動かすだけで、さまざまな形が描かれます。さらに組み合わせることで、変化し、複雑な模様へと変化していきます。その成り立ちを体感できるように、1本のたこ糸と、十分触れ合ってから制作しました。創造力豊かな子どもたちの手にかかると、形が作られるだけでなく、なわとびやあやとり、釣り竿に。いろいろな遊びへと展開していました。遊びを通して感じた素材のイメージを、台紙の上に他の素材と貼りわせて構成しました。さらにアルミホイルをかぶせて、形を浮き彫りにしながら統一し、透明度のある絵の具で塗りました。塗ることで輝きが引き立つ様子、ツルツルした面への色塗りを、楽しみながら、色を重ねていました。紙や木材に色を塗った作品とは違う、不思議な風合いの美しい作品がたくさん出来ました。


  


アクションアート

 全クラス 造形 集団制作 2024年9月1週目
 
遊び足りない夏休み明け、様々な技法で、遊びながら思いっ切り描くことを堪能しました。作ることを意図せず、描く世界観を広げられるよう活動しました。
 
子どもたちにとって今の時代、目的をもって制作する、達成感を得る経験は多様です。反面、描こうと意図せずカジュアルに手を動かし、描かれていく様子、変化、その行為自体を楽しむことは意外と難しいと感じます。ちょっとしたきっかけから、やってみたいと心が動き、楽しめるよう環境を用意して活動を展開しました。ボールあそびから壁打ちが始まり、絵の具をつけて投げてみる。刷毛やローラー、手足を使い、思いのままに色を重ねていきました。始めても経験に少し躊躇していた子もだんだんと、それぞれ思うがままに取り組み、時には部屋や体も絵の具まみれにしながら勢いよく遊んでいました。いろんな素材を重ね、最後にスプレーと落書き感覚であそんでいると、不思議な魅力に溢れた抽象画の完成です。作品を鑑賞しながら、「なんかいいね。かっこいい。楽しかった!」と満足そうな子どもたちの姿が印象的でした。


 


みんなで描くお魚の世界

 全クラス 造形 個人・集団制作 2024年8月3週目
 
それぞれ制作をしたものを、組み合わせて描きました。個々の作品を統一し全身で描く面白さを経験しながらで描いた作品を、鑑賞して楽しみました。
 
前回使ったシャボン玉ハウス。今日はビニールがかかっています。子どもたちは不思議がるまもなく、くぐったりねそべったりとすぐに遊びが始まりました。楽しいけれど絵本を読んで、ますはお魚作りです。1週目のように、紙をちぎってコラージュしながら、魚に模様を描きました。いろんな形、カラフルな透ける紙が組み合わさってできた個性豊かなお魚をビニールハウスに飾ると、まるで、水族館のようでした。  
お魚たちにビニールシートのお水をかけて床に置き、みんなも一緒に遊びました。
楽しんでいるところに、「お水だよ!」と絵の具をまくと、びっくりする子どもたち。
おそるおそる手足で感触を確かめながら、滑ったり転んだり…全身を使って楽しんでいました。絵の具で隠れたシートをかけると、海底トンネル、水族館の完成です。くぐったり、ライトを当てたりとしてみんなで作ったお魚の世界を楽しんでいました。


 


シャボン玉の描画

 全クラス 造形 集団制作 2024年8月2週目
 
夏らしい素材で、自由に遊びながら1つの面にみんなで描きました。遊んでいるうちに描かれた、偶然の産物にであう表現の面白さを、体感しました。
 
「どんなまるかな…。」と話していると、何処からともなくシャボン玉の登場です。飛んできたシャボン玉を見つけると、みんな我さきにと追いかけいきました。沢山飛ばしたり大きいのを作ったり、みんなでつなげたりと夢中になって遊んでいました。
シャボン玉をつかまえようと、障子紙の屋根の上にいろんな色付きシャボン玉を拭きました。選んだ色や吹き方でさまざまに形や色が折り重なっていく様子を上から下か楽しみながら描いているうちに、いつのまにか花火のような星空のような素敵な模様ができました。最後に幼児小学生クラスは暗い部屋で光を当てて、シャボン玉を吹きました。白い壁にシャボン玉の影が映り幻想的な世界が広がりました。みんなで描いた沢山舞うシャボン玉を見て「わ!シャボン玉の世界だ!」と素敵な歓声をあげながら、みんなでいつまでも制作を楽しんでいました。


 


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