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活動報告 毎月の活動 6ページ目

三角から作るオーナメント

 全クラス 造形 個人制作 2022年12月1週目
 
三角形のベニヤ板を切ることでできた形を活かして制作しました。他の素材を組み合わせながらそれぞれのイメージを想像して、形にしていきました。
 
まず始めに登場したのは、正三角形から切り出した、直角二等辺三角形のベニヤ板です。今回はその三角を変身させようということで、糸鋸を使って、親子・幼児クラスは2つに、小学生クラスはそれぞれの角を活かして3つにカットしました。子ども達の切り方によって実に様々な形に変化したベニヤを色々なものに見立て、そこに小さいベニヤ木っ端の飾りをつけてイメージをどんどん膨らませ、更に好きなように色を塗ると、同じ三角から切り出されたとは思えないくらい個性的な作品がたくさん生まれました。少し手数の多い制作でしたが、どの子も最後まで夢中になって取り組む姿がみられました。
自分のイメージしたものを、形にとらわれず自由に表現する力、そして子ども達の発想の豊かさを改めて感じる事のできた活動となりました


 


紙吹雪の描画

 全クラス 造形 集団制作 2022年11月3週目
 
自分で描いた素材を加工し組み合わせて描きます。どんな模様、作品になるかを想像しながら作る工程、素材の変化、作品との出会いを楽しみました。


 


毛糸の色面構成

 全クラス 造形 集団制作 2022年11月2週目
 
三角へとつながる活動です。毛糸の線を使って描きながら、線によって面が分割され、三角や四角などの形が生まれる様子・その関係性を体感しました。
 

 

塩ビ板の版画

 全クラス 造形 個人制作 2022年11月1週目
 
色々な素材を使い、性質を活かして制作しました。作った作品を重ね合わせることにより、1つの模様から多種多様な表現ができることを体感しました。
 

透明の塩ビ板を使って版画をしました。はじめに版にするダンボール板に、プチプチや波ダンボール、滑り止めマットなど凹凸のある色々な素材を貼り合わせていきました。、制作としてはあまり体感することのない素材を、ただ貼るだけではなく、それぞれを手に取り、感触をじっくりと味わい楽しみながら作っていました。できた版にインクを塗り、塩ビ板をそっと重ねてこすり転写すると、透明な板の上にきれいに版の模様が付き、ひと味違う刷り上がりに思わず歓声があがりました。 今回は3色3枚の塩ビ板に版画をして、最後に重ねて飾りました。模様を合わせたり、向きをかえて重ねたり、また重ねる色の順番を変えても作品の世界観がどんどん変化していきます。それぞれ工夫しながら組み合わせ、深みのある作品作りを楽しんでいました。

 

ロウの円形オブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2022年10月3週目
 
自分で描いた素材を加工し組み合わせて描きます。どんな模様、作品になるかを想像しながら作る工程、素材の変化、作品との出会いを楽しみました。
 
今回は冷やすと固まる不思議な素材、ロウを使った活動です。まずは色のついた液体のロウを、板の上に好きなように垂らしていきました。そして固まったロウを板からはがし、円柱の型に入れて、仕上げのロウを流し込みました。
垂らしたロウが固まる様子を興味深く観察したり、はがしたロウを折る感触を楽しんだり、水や氷を使って作品を冷やす作業を楽しんだり、小学生は色ロウもつかって仕上げのロウを何層にも重ねていったりと、それぞれのクラス・子どもたちにあわせて、さまざまな楽しみ方で活動を進めていきました。
最後に作品が型からスポッとはずれると、子どもたちからは嬉しい歓声があがりました。色々な工程を経て、作品に表れた予想外の模様との出会いにも、また喜びをかんじているようでした。


 

粘土を使った色面構成/ランプシェード

 親子幼児クラス 造形 集団制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年10月2週目
 
長い面に作った線を、みんなで組み合わせて描きます。それぞれ自由に描いた点や線、色や形が調和して、複雑な形が作りだされる様子を体感しました。
 
まずは紙粘土を、導入で読んだ絵本に出てきたへびのたまごに見立てて、その感触を楽しみながら、へびのような紐状に伸ばしたり、色々な形に変身させたりしていきました。そしてその紙粘土を細長いダンボール板に貼っていき、出来たお部屋の中に好きなように色を塗っていきました。今回の制作は工程こそ単純なものでしたが、粘土の貼り方や色の塗り方・選び方などによって、各クラスとても個性が表れた作品が並びました。いつもの自由な色塗りとは対照的な、少し秩序のあるような色面分割の美しさを、子ども達も存分に感じてくれていたようでした。


小学生クラスは、2週目もそれぞれのペースで制作をすすめました。

パーツ作り・彩色・構成という工程を、それぞれ自分のイメージに合わせて考え工夫しながら取り組んでいました。モチーフを決めて表現したり、光が映し出される様子や色あいを意識したり。完成した作品は、同じ素材とは思えない、それぞれの個性が引き立つ、素敵な作品ばかりでした。 毎日忙しい小学生、お休み前のひとときに、自分の作った素敵なランプシェードを灯して、ゆったりとした時間を過ごしてもらえたらと思います。


 

秋色ランプシェード/ランプシェード

 親子幼児クラス 造形 集団・個人制作/小学生クラス 造形 個人製作 2022年10月1週目
 
みんなで描いた作品を使い、個々に平面から立体のオブジェを作りました。面から線、線から面へ、作品を活かし、新たな作品を作ることを経験しました。
 
大きい紙のうえに、みんなで遊びながら描きました。円柱の積み木に赤や黄色、茶色や深緑の絵の具をつけて障子紙の上を転がすと、軌跡で紙がどんどん秋色に染まっていきました。できた紙は破いて遊び、小さくなった紙はまるで落ち葉のようです。集めたり、飛ばしたりして遊んだあと、型に針金入りの紙紐を巻き、周りに気に入った落ち葉の紙を選びながらボンドで貼ると、秋色ランプシェードの完成です。描いたり遊んだり、鑑賞したりと、みんなでちょっと早い秋を満喫しました。


小学生クラスは、いろんな素材を組み合わせ、円柱形のオブジェを作りました。複雑な工程を試行錯誤しながらじっくりと取り組めるように、2週連続使って制作しました。


始めに2週続けて素材の加工から構成、彩色まで、すべて自由に工夫して作れることを伝えて使う材料を見せました。 材料は、土台となるダンボールの四角い板と、装飾するため加工するベニヤ板です。説明の前にシンプルな見本にライトをともして見せると、 制作のイメージが伝わり、創作意欲がわいたようです。必要な工程、何を工夫したら良いかみんなで考えながら伝えたあと、早速制作にかかりました。 それぞれダンボールカッターや電動糸鋸を使いこなしパーツを作り、1週目は終わりました。


 

石膏の布かけオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2022年9月3週目
 
3週目は立体構成、色々な形を貼り合わせて作った作品に、他の素材を加えて変身させました。予想のつかない形へと変化する作品作りを経験しました。
 
まずは複合構成という形のテーマらしく、色々な形や大きさの木っ端を組み合わせ、作品の土台を形作っていきました。様々なイメージを膨らませながら楽しそうに貼り合わせて出来た作品に、今回はもうひと工夫加えていきます。
親子クラスは水遊びの感覚で濡らした布を土台にかけ、そこに石膏液をかけました。幼児・小学生クラスでは、石膏液に直接布を浸し、土台にかけていきました。石膏が硬化した作品に対面した瞬間は、魔法みたいと喜んだり、木っ端の土台とは変わった姿に驚いたりと、様々な反応が見られましたが、最後の色塗りが終わる頃にはどの子も作品にとても愛着が湧いているようでした。   
予想がつかない形へ変化していく制作の経験を経て、予想外の出来事をも楽しむ柔軟な創造力をより高める事の出来た活動になったと思います。


 

時計のオブジェ

 全クラス 造形 個人制作 2022年9月2週目
 
2週3週と続けて木の素材を使いました。2週目は平面構成、好きな形を切り出し色々な形を組み合わせて、複雑な形を作りだすことを体感しました。
 
はじめに電動糸鋸で、土台になるベニヤ板を、それぞれ好きな形に切り出しました。ちょっとドキドキする工程ゆえ、どの子も真剣に取り組み、思い描いた形が切り出せた時はその分、とても満足そうでした。それぞれのイメージに合わせて色々な形のパーツを貼り合わせ、そこにさらに色が加わると、同じ素材から生まれたとは思えないほど個性的な作品へと変化していきました。   
時計のイメージに捉われないで形作りを楽しめるよう、親子・幼児クラスは最後まで時計になることは秘密に、小学生は個々のイメージを尊重できるように大体の形が決まってきたところで時計をつけることを伝えて制作しました。 
普段の生活の中で身近にあるものを作ることによって、喜びを感じ、作品に対する愛着もより一層増したようでした。


 

スライム絵の具の描画

 全クラス 造形 集団・個人制作 2022年9月1週目
 
いつもと違う絵の具と触れ合い、様々な技法で描きながら、感触・色の変化を体感しました。表現の違い、予想のつかない作品との出会いを楽しみました。
 
今回登場したのは、片栗粉で作った、ゼリーのようなプルプルの絵の具です。まずはそれを紙に少しずつのせ、指などを使って好きなように伸ばしていきました。いつもと違う絵の具をおそるおそる触っていた子ども達もすぐに慣れ、その感触や混ざり具合、紙に刷り込むと色が染み込んでいく様子などをじっくり観察していました。
その後には絵の具を注射器に入れたものを使い、年齢に合わせた色々なやり方で、線の出方の違いを観察しながらの集団制作も楽しみました。注射器は自分の意図した模様を描くのは少し難しいですが、子ども達は現れた予想外の模様をも楽しみ、障子紙にみんなが描いた線が鮮やかに現れると、自然と歓声があがっていました。
どのクラスも自然と色々な感覚を働かせながら、透明感のある絵の具での描画で、夏の終わりらしい制作を楽しめたようでした。


 

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