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活動報告 平面造形

夏祭り風 光のハーモニー

全クラス 造形 集団・個人制作 2023年8月20日~27日
 
透けて光を通す素材の性質を活かして、提灯ややぐらを作りました。それぞれの作品を組み合わせて飾り、みんなで夏の夜祭の雰囲気を楽しみました。
 
1つの空間でそれぞれの制作がつながり、広がりのある世界ができること、作品をライトで演出し、光を活かした表現が経験できるよう活動しました。
個人制作の提灯は、2枚の塩ビ板に、シールを貼ったり、描いた模様を和紙に写し出したりする経験をしながら作りました。二重構造の提灯は、ライトを点灯させると外側の和紙に内側のシールの模様が透け、まるでお盆の走馬灯のような、美しい世界が浮かび上がります。集団制作は、障子紙にみんなで彩液をつけて彩りました。とても綺麗に色がついた作品をやぐらの骨組みに貼り付けて、個性的なオリジナルやぐらの完成です。最後にやぐらと提灯に光をあてると、それぞれ美しく光り、夏の夜のお祭りのような、幻想的な世界がアトリエに広がりました。その情景が夏の素敵な思い出となったら嬉しいです。


 


オリジナルバック作り

 全クラス 造形 個人制作 2023年7月30日~8月6日
 
布を使って制作しました。シールを貼って絵の具を重ねてはがします。
最初に描いた模様と、シールをはがしてできた模様の変化を楽しみました。
 
今回は、普段使うことのできるものを作ることで、作品の違った楽しみ方を経験してほしいと思い、作品を使って楽しめる、オリジナルバックをつくりました。
袋という具体的なイメージにとらわれず、いつものように素材の組み合わせや工程を楽しんだ結果が形になるよう、額のついたキャンバスにして制作しました。
丸・三角・四角・線、単純な形のシールを貼り合わせて描きました。好きなように貼るだけでなく、組み合わせることで具象的な形を作ったり、できた形見立てたり、全体の構成を考えたりと、それぞれ自由に描いていきました。
単純な形が子どもたちの発想で、こんなにもさまざまな表現ができるのかと驚くほど、個性豊かな素敵な作品ができました。ちょっと使うのがもったいないですが、バックとしてぜひ愛用して、作品を楽しんでいただけたらと思います。


 


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