活動報告
水の上に浮かぶオブジェ
小学生クラス 造形 個人制作 2018年8月1日活動
素材をどう組み合わせるか、どんなふうに作りたいか考え、試しながら組み合わせ、何度も試行錯誤しながら、自分のイメージしたものを形にしました。
水の入ったタライを用意しておき、あらかじめ作っておいた船の形をした作品を見せました。みんなの前
で水に浮かべて見せて、「今日は色んな素材を組み合わせて、水の上に浮かべて遊べる作品を作ろう。みん
なは何を浮かべてみたい?」と提案すると、子どもたちはわくわくとした表情で話を聞いてくれました。
まず四角い発泡スチロール板を発泡スチロールカッターで好きな形に切り、それをベースに様々な素材を組み合わせて好きな形を作っていきました。今回は木っ端、針金、スポンジなど10種類以上の様々な素材からそれぞれ気に入ったものを選びました。さらにそれがちゃんと水に浮くのか、途中で実際に水に浮かべて試しながら工夫を繰り返していました。形が出来たら素材を工夫しながら接着剤で貼り合わせて、色を塗りました。色調の違う2種類の絵の具から,それぞれイメージに合うほうを選んでじっくりと彩色していました。作品について尋ねると、望遠鏡や水の中を調査する機械がついていたり、魚やくまの形をしていたりと、発想が楽しくどれも素敵なものばかりでした。
できた作品は、大きなビニールプールを膨らまし、水を溜めて作品を浮かべて遊びました。
中には最後びしょ濡れの子もいて水遊びを満喫しているようでした。今回は素材をどう組み合わせるか、浮かせるにはどうしたらいいか、色塗りや細かいパーツを工夫することなど、みんなそれぞれ自分が気になったことを探求していました。いつもより長い活動時間でしたが、子どもたちは終始生き生きと楽しそうな様子でした。