活動報告

えびせんべい

造形 個人制作 2018年10月1週目
 
さらさらがぐにゃぐにゃ、できたらパリッ!素材の感触の変化を感じながら普段食べたことのあるおせんべいを、作って食べる面白さを体験しました。
 
料理は作ったものを味覚で味わうことのできる創造活動です。活動において食材はいつもの木っ端やダンボール、ひもや粘土などの素材と同じです。完成を目指して作るのと違い、素材を感じ、つなぎ合わせていく工程を思考錯誤しながら、統一したひとつのものができることを体験しました。

親子・幼児クラスは絵本を読んだあと、「今日のお料理は、ぐにゃぐにが、パリッ!」「パリッといえばおせんべかな、でもぐにゃぐにゃって何?何でできるの?」そんなやりとりを楽しみながら、おせんべい作りが始まりました。片栗粉は水を加えて丸めるとお団子状になりますが、丸めるのをやめると、とろっと形が戻ります。いつもと違い丸めてもまるくならない粉の感触を不思議そうに一生懸命丸めていました。
1枚焼けたらもう1枚、今度は上南粉で。2種類の粉を使って作りました。粉を混ぜたり、丸めたり、焼いたりと、いろいろな工程を通してそれぞれの感触や味覚や変化を感じながら、2種類のえびせんべいができました。食べてみるとまた食感や風味も違い、同じようでいて違う2つを比べながら、味わっていました。

小学生クラスは、他のクラスと同じように2枚のえびせんべいを作ったあ
と、チーズや胡椒、七味やしらす、胡麻など12種類の食材を自由に使い、オリジナルせんべいを作りました。何を入れたら美味しくなるか?味見をしながら、実験感覚で楽しそうに作っていました。いつも以上に作ってみたいという子が多かったのでお家でも、ぜひいろいろなものを組み合わせて、楽しんでください。


 

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