活動報告
フロッタージュ
造形 集団制作 2018年10月3週目
素材でいっぱい遊んだあと、同じ素材を使って制作しました。
デコボコしたものの上に布をかぶせ、上からローラーで絵の具を塗り、模様を描きました。
親子・幼児クラスは、先週使ったひもを出して見せました。「こんにちは。」そのひもを引っ張ると、ひもの組み合わせでできたネットが出てきました。「今日はこれで遊ぼう。」とみんなにもネットを渡すとみんなすぐに遊び始めました。発想豊かな子どもたちは、小さなネットを被っておばけに変身したり、丸めたり投げたり、お布団にしたりと、それぞれ楽しそうに遊んでいました。そこに大きなネットやボールも出すと今度は乗って引っ張ったり、綱引きをしたりボールを集めて玉入れしたりと、さながら運動会のようでした。
たくさん遊んだあとは、遊び疲れたネットを寝かしてあげようと、机のベッドにみんなでネットを広げ、その上に布を敷きました。「なんかでこぼこしているね。」気が付くとなでたり寝転がったり、その上を歩いてみたりと、自然とでこぼこの感触を楽しんでいました。「隠れたネットを探してみない?」と絵の具のついたローラーで布にコロコロと色を塗るとネットの模様が浮き出てきました。単純なことながら面白く、みんなで何色も塗り重ねていき、素敵なグラデーションの模様が出来上がりました。
小学生は最初にひもの絵本を読んだあとで、そのイメージを活かし、ひもを使って遊びました。形を作って見立てたり、縄跳びや綱引きをしたりと自由に遊んだあとに、細い紐・太い紐・平たい紐などいろんな種類のひもを使って制作しました。選んだひもを、好きな形に机に置いて上からそっと布を被せました。
その上からみんなで決めた好きな色をローラーでコロコロ塗ると、ひもの形が浮かび上がりました。子どもたちは相談し合いながら何色も塗り重ねていました。どのチームもひもを使っての制作なのに、それぞれ置き方や色の組み合わせで、印象がかなり違う作品が出来上がっていました。