活動報告
積み木あそび
造形 集団制作 2019年5月3週目
円柱と四角柱をつなぐ活動です。円柱素材と積み木を組み合わせて作ることで、形のつながりを感じながら、みんなで1つの調和した世界を作りました。
円柱と四角柱をつなぐ活動です。円柱素材と積み木を組み合わせて作ることで、形のつながりを感じながら、みんなで1つの調和した世界を作りました。
親子・幼児クラスは円柱の筒と積み木を合わせて制作しました。親子クラスは、予め設定しておいた角材の長い道の途中に筒を置き、円柱の周りに積み木を積んでその上に板を乗せトンネルを作りました。子どもたちはトンネルをくぐったり、トンネルの上にも積み木を積んだり、思い思いに積み木あそびを楽しんだようでした。道の終わりには積み木をつなげた円形の池も作り、最後に作品にビーズを流しました。子どもたちもキラキラした表情でビーズを流し、ビーズのトンネル道を飽きることなく何度も通っていました。
幼児クラスは、はじめに家を作る絵本を読んだ後、木材に見立て大きな円柱の筒を運んできました。子どもたちはすぐ飛びつき、円柱に乗ったり穴を覗いたりと遊びだしました。そのうち「家の柱になるかも」と声があがり、「積み木で柱を強くしよう」と自発的に柱の周りに積み木を積んでいきました。「壁が作りたい」「お庭が欲しい」「屋根裏部屋を作ろう!」など、家の上から周りまでそれぞれのイメージで自由に作っているうちに、自然と絵本の世界から飛び出してきたような自由なお家ができていきました。
小学生は、前回おなじみの穴あきのもいもいを使い、遊べる作品を作りました。
穴の中にビーズを流すと、子どもたちは遊びたい!と盛り上がり、同時にみんなで遊ぶには滑り台の支えを積み木で作ることに気づき、どこに支えを作ればいいかみんなで考え、各自支えやゴールを作りはじめました。丈夫に積みあげたり、こだわりの形を追求したりして出来たコースに、最後にもいもいを乗せるときはみんな緊張感漂う表情でしたが、上手く架かると、待っていましたとばかりにビーズをもらい、時間も忘れて遊んでいました。
どのクラスも、沢山の単純な同じ形の積み木の組み合わせから、複雑で大きな作品ができあがりました。1人では得ることのできない達成感、つながりあう心地よさを体感できたと思いました。