活動報告
三角のレリーフ
造形 個人制作 2018年7月1週目
直角二等辺三角形と正方形との関係性、それぞれが描いた三角形をみんなで一つの面に組み合わせ新たな模様ができることを、制作を通し体感しました。
まず初めに正方形と直角二等辺三角形の、木製の色板で遊びました。グラデーションの色で構成されたセットを枠の中にはめ、好きな模様を作ります。三角や四角にたくさん触れ合ったり、自分の好きな模様を作る為に色々と探求していくうちに、楽しみながら四角と三角の関係性を存分に体感できていたようでした。
色板で遊んだ後に出てきたのは、それよりももっと大きな、スチレンボードで出来た三角です。「今度は大きなモザイクを作ってみよう」と伝えると、ワクワクした様子で製作に取り組んでいました。
親子・幼児クラスは、最初の色板遊びの経験を活かして枠の中にスチレンボードを構成してから、色をつけました。親子クラスは好きな色の絵の具を幾つも使い、ローラーで楽しく手を動かしながらのばしました。幼児クラスは自分が選びぬいた一色を、ローラーを使って全体に下塗りし、更にその上に筆で色をのせ、作品の変化を楽しみました。小学生は親子・幼児クラスのものより小さい三角で、細かい製作を楽しみました。三角の大きさも自分で組み合わせを選んで構成し、筆を使ってじっくりと色塗りを楽しみました。
最後に壁に貼った黒いベニヤ板の上に、みんなの作品を合わせて構成してみました。
親子クラスは好きなところに自由に貼り、幼児・小学生クラスは隣の三角と辺が少しでも合わさるようにつなぎあわせて構成します。一人ひとりが好きなように色をつけた三角なのに、合わせると黒い板の上で見事に調和し、素敵な壁面画に変身しました。中には恐竜や不思議な生き物のように見えたクラスもあったようです。お家では好きな模様に構成して飾ったり、モザイクのように遊んだりしてぜひ楽しんでみて下さい。